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  1. 福生市議会 2004-09-08
    平成16年決算審査特別委員会  本文 2004-09-08


    取得元: 福生市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前9時 開議 ◯田村(正)委員長 ただいまから平成15年度福生市一般会計決算審査特別委員会第2日目の会議を開きます。  これより議事に入ります。  昨日に引き続き総務費の質疑を行います。 2 ◯大野(聰)委員 おはようございます。それでは何点かお伺いさせていただきます。  1点目は決算書の63、64ページ備考欄の3番、職員手当等ということで、退職手当組合特別負担金というのがありますけれども、これはきのうちょっと御説明がありましたけれども、これと、それから、その次の次のページの67、68ページの備考欄の中段からちょっと下に退職手当特別負担金準備基金積立金というのがあります。それからさらに、438ページに退職手当特別負担金準備基金というのがあるのですけれども、これの関係で、昨日事務報告書で説明がありましたけれども、その関係ですね。退職手当特別負担金と、それから準備基金積立金についてどういう状況なのかちょっと教えていただきたいということでお願いします。  それから、2点目が71、72ページの職員健康診断の関係でいろいろあるのですが、健康診断の関係の職員定期健康診断委託料というのが520万円ほどありますけれども、これについて、基本的には全職員対象ということだと思うのですが、これの一般的な定期健康診断ということだと思うのですが、この中味と、それから仮に受診しなかった場合とか受診率ですね。それから、さらにその結果は、要治療とか、要観察とかいろいろあると思うのですけれども、そういういうことについてお差し支えない範囲で教えていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、3点目が80ページの、これは下の方から備考欄の4ですが、政策課題別チーム運営費というのがありますけれども、49万円ということですけれども、これは今何課題チームがあるのか、それからそれについてそれぞれどんな活動をされて、それぞれの課題ごとにやっていらっしゃるのでしょうけれども、15年度どの程度の頻度でそういう検討会を設けられたのかについて、内容を教えていただきたいと思います。  それから4点目として、いろいろ市民会議があります。これは必ずしも総務費だけではなくてほかの課目にもあると思うのですが、今いろいろな市民会議が、10組織ほどあるというふうに伺っておりますけれども、それぞれの、もしできましたらどれぐらいかかっていらっしゃるか。それから、それぞれのグループによっていわゆるコンサル委託をされているところもあると思うのですけれども、そういうもののコンサルのやっていらっしゃる会名と、それから具体的にコンサル会社、相手方についてどうなっているのか、それとその経費について教えていただきたいと思います。  それから、86ページの中段の駅周辺放置自転車対策費の中の15番、自転車等放置禁止区域路面表示設置工事18万5000円ですけれども、これの今回やられたこの部分について、やられた工事個所と、それから箇所数についてお知らせいただくのと、全体でどのぐらいあるか、本当に概数で結構でございますけれども、わかった範囲で教えていただきたい。  それから最後に、その下の方の市営駐車場改良管理費の中の修繕料36万2000幾らとありますけれども、これも福生の西口の駐車場の修繕ということだと思うのですが、これの内容について教えていただきたいと思います。  以上、6点お願いします。 3 ◯坂本(勝)課長 おはようございます。それでは1点目の64ページ関係の退職特別負担金関係でございます。最初に退職手当の特別負担金が生じる場合でございますが、三つ考えられます。一つには定年勧奨退職時の、きのうも質問ありましたけれども、2号報アップの場合でございます。それから二つ目として、勧奨退職者の措置といたしまして、50歳で辞められる場合には本俸の最大20%アップがあります。それから三つ目といたしまして、普通退職と定年退職、あるいは勧奨退職との支給率の差でございます。定年退職で申し上げますと、大体3カ月程度の差がございます。それから勧奨でいきますと、年齢にもよりますけれども、10カ月、あるいは18カ月ぐらいの差が支給差であります。  その三つが原因としてあるわけでございますが、それでは普通退職で辞められる方についてのいわゆる負担金でございますね。それはどこに計上されているかといいますと、64ページの上段の3、職員手当等3億930万8517円、この中に、手当等ということでございますので、退職手当普通負担金でございます。これが5496万6147円負担金として含まれております。ですから、普通退職の場合で辞められる職員については、この特別負担金が生じないということでございます。そういった形で定年、あるいは勧奨退職をいたしますと、特別負担金が1億1316万8170円支出されたということでございます。  それから、準備基金の関係で決算書68ページに、中段よりか下に退職手当特別負担金準備基金積立金8万2342円というふうな数字が載っておりますけれども、これにつきましては、先ほど申し上げました退職手当特別負担金が生じた場合に、多額になりますことから準備基金というような制度を設けておりまして、それに毎年積み立てておるところでございまして、15年度末1億4355万6788円あるわけでございますが、そういった基金から生れ出た利子を基金に積み立てるというふうなものが68ページの関係でございます。  それから、基金の関係でちょっと申し上げますと、一応1億4000万円ほどの基金があるわけでございますが、今後、平成25年度当たりがピークになろうかと思いますけれども、30人近くの職員が辞められるというふうなことから、年々ずっと追っていきまして、特別負担金がいわゆる5000万円以上出た場合にはこの基金から取り崩して充当するというふうな制度になってございます。5000万円以内でしたら基金は使わないで一般会計からというふうな一応は取り決めになっております。  それから、健康診断の関係がございました。健康診断の関係につきましては決算書の72ページ、特に職員定期健康診断の委託料ということで御質問いただきました。520万5500円でございますが、受診率につきましては100%でございます。ただし、この520万円につきましては市内の医療機関に健康診断を委託したものでございまして、そのほか人間ドックを受診している職員につきましては別でございます。それから病気、特別休暇、あるいは育児休業、そういった職員も除きまして一応100%ということになっております。  そしてその結果でございますが、人間ドックも含めていろいろな指示が出ます。そういった指示に基づきまして産業医に委託をいたしまして、産業医の医師によりまして適切な指導をしていただいているというふうな状況でございます。 4 ◯野島課長 それでは、私の方から80ページの政策課題のチームの関係、事務報告書では80ページになりますので御参照いただきたいと思いますが、政策課題別チームは15年度で10チーム設置され、運営されております。  主なものといたしましては、国際化プロジェクトチーム交流推進計画国際交流編を策定、あるいはコミュニティPTが市民及び市民活動団体との協働に関する指針マニュアルを作成、バリアフリーPTではバリアフリー推進計画の策定、あるいは総合窓口サービスPTでは「総合窓口を目指して一歩一歩できるところから」ということで、税証明書の1階での交付の検討をさせていただきまして、実際現在、税証明書関係は1階で交付させていただいているところでございます。また、少子化では福生型の子育て支援センター、これについての検討をさせていただきました。また都市景観プロジェクトチームでは、(仮称)ですが、都市景観まちづくり条例であるとか、都市景観基本計画、こちらの素案の策定等を行ったということでございます。
     開催回数でございますが、多いところでは、高齢化プロジェクトチームなどは22回、少ないところでも9回という形で、月に1回程度は行っていると、また集中的に検討する場合には何回か集まって行っているというところでございます。かかわった人数としては、延べで103人の職員がかかわっているところでございます。  次に、市民会議の関係でございます。市民の皆様との協働、市長の意思決定、その過程での市民の皆様方との協働ということで、市民会議、位置づけさせていただいておりますが、14年から発足しまして、15年度で活動しておりました市民会議等につきましては5件ございます。福生環境市民会議、福生萌芽会、横田基地周辺まちづくり会議、水辺の楽校運営協議会喫煙マナーアップ実行委員会という形になっておりまして、こちらの委員さんにつきましては、公募であるとか、団体推薦であるとかさまざまな形態となっております。  参考までに、16年度で活動しているのはプラス5団体ということで、現在は10団体が活動しております。  また、この市民会議等でやはり最終的な基本計画を策定するであるとか、基本構想を策定するとかいう場合には、なかなか技術的なものもございますので、やはりそういうものを策定する場合には民間コンサルタント会社に委託しまして、技術支援をいただいております。そのような中で市民の皆様の御意見、お考え等を反映させた基本計画の策定という形になっております。 5 ◯森田課長 私の方から決算書86ページの自転車等放置禁止区域路面表示設置工事18万5220円について御説明させていただきます。  今回、路面表示、シール型のものなのですが、12枚つくりまして、今回は西口周辺、それとあと東口のところに、西口が10枚、東口が2枚、路面のところに張りました。総数ですと、概数で43カ所ただいま張ってあるということでございます。  続きまして、3番の市営駐車場改良及び管理費の修繕でございますが、西口駐車場の舗装のところです。車止めが少し高かったもので、車止めと、そこのところの路面が少しへこんでおりましたので、そこの高さ調整をするために付近をちょっと埋めた関係がございます。それと管理棟、去年の台風のときにひさしが少し痛みましたもので、そこの修繕もいたしましたので、合計で36万2250円という形になっております。 6 ◯大野(聰)委員 いろいろ御説明ありがとうございました。それでは何点か再質問させていただきます。まず、退職手当組合の関係なのですが、事務報告書の161ページを拝見しますと、退職手当額、合計で5億4800万円というふうに書いてありますけれども、特別負担金が1億1300万円、これが一般会計から今回出された額と同額ということなので、これがその額だと思うのですが、ちょっとこの表を拝見しますと、退職手当と特別負担金を両方退職者に出したというふうにちょっと印象を受けたのですが、そうではなくて実際に個々の退職者の方に手当を出されたのが、この手当額のところというふうに確認していいのかどうかということが一つ、それから本来の普通退職の場合の、いわゆる共済組合への負担金といいますか、分担金については職員手当等で5400万円ほど出されたということの説明がありましたけれども、いろいろいわゆる割増の部分ですね。先ほど説明がありましたけれども、その部分について先ほど、いわゆる基金があるわけですね。先ほど説明がありましたように、一応5000万円を超えた場合には、この基金を取り崩すという御説明があったのですが、15年度の場合は当然1億1000万円ですから、本来の5000万円を超えているわけなので、当然この部分を一部を取り崩すとか、そういうお考えはなかったのかどうか、その辺のところ。要するに、一般会計で直接出すのか基金を取り崩すのか、今回は特にこの基金を取り崩して支出をしているという形ではないようですので、一般会計からダイレクトにこの負担を支出されているようですので、その辺のところについてのお考えといいますか、その辺をちょっとお伺いしたい。それから今回、いろいろな割増しについてはいろいろ検討されて改正されるというお話ですが、組合の方の問題も含めてかなり厳しいという、これからですね。普通退職の場合も厳しいという状況も伺っておりますけれども、現在68カ月ぐらいですか、何カ月ですか。普通退職の場合の最高額は幾つ、62カ月ぐらいですか。その辺もちょっと教えていただきたいのですけれども、今後の見通しですね。その辺について、これは単なる福生市だけの問題ではなくて、組合加入の市町村の場合の問題だと思うのですが、これからどういうふうな見込みがあるかについて、わかる範囲でお知らせいただきたいと思います。  それから、健康診断についてはわかりました。  それから、三つ目の横断PTの関係でございますけれども、一応現在10チームあるということで、職員の方、非常に大変だと思うのですが、この構成員の人員を単純に足してみますと、いろいろなチーム、例えば行革PTの場合は8人とか、国際化PTの場合は11人とかということで、単純に足してみますと約100人、98人ぐらいになると思うのですが、この方が今さっき、延べ103人ということなのですけれども、ちょっと全部が活動されたのかどうかもわかりませんけれども、今、年に22回もやられたというチーム、非常にいろいろな意味でそういう横断的な、いろいろこういうものは私も非常に重要だと思いますけれども、今土曜日の開庁とか、水曜日の時間外延長とかというのを始めてなかなか人が、そういう打ち合わせをする時間がないとかということがあると思うのですが、実際にはその辺、どういうふうに対応されているのかちょっとお伺いをしたいと思います。  それから、四つ目の市民会議の関係ですが、15年度については五つの市民会議ということで、その中で具体的にいわゆるコンサルに委託されたところが環境市民会議と、それから横田基地の関係は15年度にもコンサルに委託されたということですけれども、お差し支えなければコンサルの委託先についてちょっと教えていただきたいということ。  それから、たまたま今回の条例改正というか、条例制定でいわゆる新エネルギー市民会議というのが条例制定されるわけですけれども、この場合にはいわゆる委員さんの報酬を出されるということですけれども、今の15年度に実施されたものに対してそういう特に報酬が出されているかどうか。それから、もし出してないとすれば、報酬を出すチームと───会議と出さない会議、いわゆる純粋なるボランティアでやっていただけるというところとそうでないところということになるのだと思うのですが、その辺の線引きといいますか、その辺、出すところと出さないところがあるということについてどうなのかということ。  それからもう一つは、公募の場合どうしても同じ方がいろいろな団体、いろいろな会議に参加されるという話を聞いておりますが、その選定の際にどういうふうなお考えでやっていらっしゃるか、その辺についてお伺いをしたいと思います。  それから、5番目の路面表示の関係ですけれども、確かに西口にカラフルなというか、ちょっとよく目立つ表示が、例えば駅前のすぐ西武信用の近くだとか、昔の長崎屋のところ当たりにあるように記憶しております。ただ、せっかくああいうものをつくっても、その上に堂々と自転車が放置されているという状況がかなり散見されるわけですが、こういうことをやらなければもっとひどいのかもしれませんけれども、やはりそういうものの対策、これはもっと徹底をしていかれたらいいのではないかと思うのです。たまたまこれに絡めて今後、前からちょっと確か朝の9時まで高齢者事業団等に委託して放置自転車の処分をされているというお話を伺いましたけれども、今後、それ以降の時間帯にもかなり放置自転車はあるのですね。必ずしもその近くのお店に行っていらっしゃる利用者の方だけではないようなので、その辺の対策についてどうお考えになっているか、お伺いをしたいと思います。  それから、最後の修繕料についてはわかりました。よろしくお願いいたします。 7 ◯坂本(勝)課長 それでは、事務報告書の161ページの(2)東京都市町村職員退職手当組合の表の関係でございますが、退職手当額の欄がございます。合計で5億4871万7225円、これにつきましては退職職員に対する退職手当の額ということでございます。  それから、特別負担金の関係での三つの要素がございましたけれども、一つの例といたしまして支給率の関係でございますが、平成15年度におきましては普通退職が60カ月でございました。これが定年勧奨になりますと62.7カ月、2.7カ月の差があったわけでございます。16年度におきましてはこの定年勧奨が60.95カ月ということで、普通退職との差が0.95カ月になるわけでございます。またちなみに、17年度以降になりますと59.2カ月というふうに下がりますので、普通退職と定年退職、勧奨退職の支給率がイコールになるというような状況の見通しでございます。  それから、基金の関係で質問をいただきました。先ほども5000万円を超えるような場合にというふうなことなのですけれども、ちょっと言葉が足りませんでしたけれども、将来的にというふうなことでございまして、確かに15年度、1億1000万円の負担金が出たわけでございます。これにつきまして5000万円を取り崩さなかったわけでございますが、この年につきましては、特別負担金の出る要素として、この事務報告書161ページの表にもありますとおり、勧奨退職が8700万円というふうなことで、勧奨に対する特別負担金が非常に多うございます。15年度におきましては、年度当初予定をしなかった勧奨退職者が多かったというふうなことからも含めまして、取り崩しもしなかったというふうには担当課としては思っております。今後、5000万円というふうな一つのものがありますけれども、そういったことを参考にしながら基金の運用を図っていくというふうなことになろうかというふうには思っております。  退職手当組合の関係で申し上げました支給率の関係では、先ほど申し上げましたように17年度以降、普通退職と勧奨退職、定年退職がすべて支給率の場合でイコールになるというふうな見通しでございます。ですから、特別負担金もその関係では下がっていくというふうには思っております。 8 ◯野島課長 それでは、政策課題別チームの関係、委員さんのおっしゃるとおり時間外開庁しました関係で月曜日には会議が設けられない、あるいは水曜日の午前中には会議が設けられないとかいうことで、打ち合わせ時間、この政策課題別チームの会議時間等がなかなか難しいというような現状もございます。ただ、これにつきましては、時間外開庁のときにも御説明させていただきましたけれども、基本的に職員の創意工夫、お互いにそういうことをやっていこうというような意識がありまして、その中での創意工夫で時間をあみ出していると、その中で対応させていただいておりますので、今後もそのような職員の、委員のみならず周りの職員の意識も含めて創意工夫で頑張っていきたいと、かように考えております。  次に、市民会議の関係でございますが、コンサルタント会社との委託契約をしましたのは福生環境市民会議で、こちらはコンサルタント会社日本コンサルタントグループ株式会社、そして次に横田基地周辺まちづくり会議では日本工営株式会社に策定支援の委託をしてございます。  また、この市民会議の関係で委員に報酬と申しましょうか、報償費、報酬、この関係では16年度で、庁舎建設関係で報償費、謝礼として、そして新エネルギービジョンの関係で報酬として計上をさせていただいております。  基本的には公募でお願いした場合、市民の方々に公募でお願いした場合には当初から無償、ボランティアでお願いしたいと、一緒に協働していただきたいという考えで一応無償とさせていただいております。ある程度策定するとか、難しい場合で外部の学識経験者の方、こういう方を委員として依頼する場合にはやはりそれなりの対応をせねばならないと。そうした場合、一般の公募の市民の方が若干いらっしゃってもやはり同じような対応をせざるを得ないのかなと、そのような考えをしております。  また、おっしゃられるとおりやはり興味をお持ちになっている市民の方というのは、やはり重複しているという面は確かにございます。ただ、これにつきましては、まちづくり関係の市民会議がやはり私どもの方からもお願いすることが多いと、防衛施設周辺まちづくりにしかり、都市景観もしかりというようなことで、やはりまちづくりに興味のある方、これらの方はこちらにも行って話をしてみよう、意見を言ってみようという方がいらっしゃいますので、若干重複しているということは見受けられると認識しております。 9 ◯森田課長 放置自転車の対策についてなのですが、特に福生駅西口の放置自転車対策なのですが、ただいま連絡会等二つございまして、一つが「福生駅西口駅前通り違法駐車等防止対策連絡会」これは警察、消防、あと西多摩建設事務所等七つの機関と市とで行っております。もう1点が「福生駅西口駅前通り放置自転車自動車対策連絡会」これは駅前のロータリーを囲む商店街、金融機関等10店舗で組織しております連絡会でございまして、その中でも放置自転車、どういう形でやっていこうかということが話し合われておりまして、特に自転車のPR、駐輪場ですとかそういうところのPRが不足しているのではないかということで、商店街等のところから御指摘もいただきまして、その対策連絡会の中でパンフレット等をつくりましてPRを行っております。  それと、シルバーへの放置自転車の対策の委託指導ですが、御指摘のように現在9時半までということで行っておりますが、来年度以降、ある程度弾力的な運用ができるのかどうか、ちょっとその辺は検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 10 ◯大野(聰)委員 ありがとうございました。退職金の関係、役所は昔は退職金がいっぱいもらえるからということで、私も───ありましたけれども、だんだんこういう厳しい状況の中で、こういう状況の中で、民間に比べればとまだまだ言われると思うのですが、職員の方もだんだん士気が落ちるとか、そういうこともあると思います。十分理解をしていただくことと、ただ、これでいくと共済組合の方の財政的な問題もやはり大分厳しくなってくるということになると、また負担金なり分担金が上がるというようなこともあると思いますけれども、その辺は将来を見越して、やはり結構たくさん辞める、福生だけではなくて組合の中でたくさん辞める時期というのは当然あると思うのですね。だから、そういう時期にやはり結構厳しくなる状況もあると思うので、これは福生だけの問題ではないと思いますけれども、十分連携を取りながら対応していただければと思います。  それから、横断PTについては、工夫しながらやっていただいているということで、いろいろルーチンをやりながら、ほかの職員にもいろいろお願いしながらということになると思うのですが、一番肝心な市民へのサービスというのが、これも間接的には市民サービスにはなると思うのですが、直接の窓口での市民サービスの低下につながらないようなやり方をしていただきたいということと、それからできれば余り、例えば時間外での超過勤務を出すとか、そういうことも含めて、それが多くなるとまたそれの負担が多くなるというようなこともありますので、経済的な運営をできるだけお願いをしたいということをお願いします。  それから、市民会議についてはわかりました。ただ、これからいろいろそういう市民会議がいろいろな形でできてくると思うのですね。条例化をするもの、それから規則でやるもの、場合によっては要綱でやるものということで、我々とすれば条例でやるものについてはある程度いろいろな審議ができると思うのですが、要綱だとかということについては市長の諮問機関というか、市長、庁内のいろいろな課題として検討されるということだと思うのですが、その辺のこれからいろいろなそういうものが、市民会議ができる場合のやり方ですね。先ほどの説明で、いわゆるボランティアさんだけでやるものについては無報酬といいますか、報奨費なしでやるというお話を伺いましたけれども、そういうこともありますので、その辺は十分整理しながらやっていただきたいということ。それからコンサルタントをいろいろ頼まれておやりになりますけれども、どうしてもこういうコンサルさんの委託経費というのは非常にお金がかかる、これはほとんど人件費だと思うのですね、積み上げが多分人件費だと思うのですが。どうしてもこういういろいろな会議の中でコンサルさんが入ると、コンサル主導みたいな形、データが、例えば会議があって次回までにコンサル会社でいろいろな、前回までの議論だとか何かを含めた資料をつくっていろいろな提案をコンサルがするというのが実際のやり方だと思うのですが、そういうことで余り、どうしてもこういうものはコンサルさんはかっこよくつくりますからね。そっちに迎合してしまうという部分があると思うのですが、その辺、やる場合に十分注意しながら、市民の方の意見を十分反映できるような形でやっていたければと思いますので、よろしくお願いします。  それから、最後に放置自転車の問題、いろいろやっていらっしゃるということですけれども、9時半以降については今後検討していただけるというふうにお伺いをしました。私も前から御指摘しましたし、ほかの委員さんなんかも本会議やらいろいろな場で指摘をしておりますけれども、非常にお年寄りがあそこを歩くときに危ないですね。歩道まで、要するに歩く場所がほとんどなくなってしまうような状況のところに平気で自転車を止めてあると、さっきお話したとおり、そういう表示板がある上に堂々と乗せている、自転車が置いてあるというようなことで、これは当然モラルの問題だと思うのですが、ぜひ9時半以降についての対策については早急に検討していただきたいのですが、これについては田辺部長、ひとつ何か答弁をいただければと思うのですが、よろしくお願いします。これで終わりますけれども、御答弁だけお願いします。 11 ◯田辺部長 放置自転車の問題につきましては、いろいろ御指摘いただいているところでございまして、3月までシルバー人材センターにお願いしているわけですけれども、それ以降につきましては新たな放置自転車の問題、対策についてちょっと練り直して考えてみたいと思いますので、前向きに検討したいと思いますので、よろしくお願いします。 12 ◯今林委員 それでは、簡単に質問したいと思います。  68ページです。備考欄6というところに争訟関係費と、180万円ぐらいあるのですけれども、この年はどういうものがあったのか、ちょっと内容を御説明いただきたい、教えていただきたいと思います。  もう一つは90ページです。地域活性化交付金というのが995万円ぐらいありますが、これの、福生には13商栄会がございますけれども、これに対する交付金なのか、これについての内容をちょっと御説明をお願いいたします。 13 ◯坂本(勝)課長 それでは、68ページの中段の争訟関係費、特に弁護士謝礼で123万円というようなことでございますが、これにつきましては顧問弁護士の謝礼といたしまして78万円、それから議会に対する陳情書の不受理に伴う裁判ということで、青梅簡易裁判所の判決で成功報酬20万円、それから同じく陳情書の不受理の関係、東京地方裁判所の判決で控訴却下というようなことで成功報酬25万円、顧問弁護士が78万円、20万円、20万円で123万円ということでございます。 14 ◯宮田課長 決算書90ページの地域活性化交付金でございます。この内容でございますけれども、34の町会が行っております、地域社会における住民の福祉の推進及び連帯意識の向上等を図るために町会が行う各種事業に対しまして、活性化の事業のために交付いたしておるものでございます。15年度におきましては243件の事業に対しまして交付いたしました。 15 ◯今林委員 それでは、68ページですけれども、下に弁護士謝礼というのは別なのですか。先ほどの中では弁護士にということでありましたけれども、それは別なのかどうかね。(「詳しく説明してやれよ」と呼ぶ者なり)  それから、地域活性化は、これは町会の方にあれしたのですね、34というのは町会の方ですね。わかりました。よろしくお願いします。 16 ◯坂本(勝)課長 すみませんでした。それでは弁護士謝礼につきまして、123万円ですけれども、顧問弁護士の謝礼が78万円。それから、議会に対する陳情書の不受理に伴う裁判、これが青梅簡裁の分でございまして20万円。それから、同じく陳情書の不受理に伴う裁判として東京地方裁判所の判決で25万円、あわせまして123万円。  それから、その下の19番の都市町村公平委員会負担金61万2000円、これにつきましては職員の勤務条件に関する措置、要求、職員に対する不利益処分を審査するのに必要な経費ということでございまして、それの負担金でございますが、職員割、均等割で61万2000円ということで、これに対する、先ほど言いました不利益処分、そういった事例はございませんでした。年間負担金ということでございます。 17 ◯増田委員 おはようございます。3点ほどお尋ねいたしますけれども、決算書の63ページ、真ん中辺の一般管理費の中の15節の工事請負費についてですけれども、当初予算で435万8000円ぐらい計上されておりましたが、ここでの支出が568万2000円ですか、いろいろな流れがあるにしても、132万4000円ぐらいのオーバーになっておりますが、その件につきまして、決算書の68ページの備考欄のところで、実は予算書に載っていなくてふえた項目、工事といいますか、もくせい会館と第三庁舎、それから照明器具、内線電話等ですか、これの四つの事業が途中で入ってきて行われているということなのですが、これの理由といいますか、確認ですので、簡単な理由を教えていただければと思います。  それが1点目と、それから79ページというか80ページ、財産管理費の中の13節の委託料、これが当初予算では1900万円ぐらい、それでここでの支出───間違いました。すみません。企画調整費の方ですね。8目の企画調整費の13節の委託料ですが、ここが当初予算で1900万円ぐらいですか、それで支出が2500万円で約600万円ぐらいプラスになっておりますが、これの、次のページの80ページの備考欄の13の市内循環バス導入検討調査委託料、これが新しくふえて、それから下の方の13のまちづくり企画演習委託料、これはきのうお話がありましたので結構ですけれども、次のページの82ページ、やはり13総合計画策定支援委託料、これについて、予算では960万円ぐらい当初予算で載っていたはずなのですが、実際には472万5000円、これが半分ぐらいに減額になった理由を教えていただければと思います。  それと、その下の方の13でやはりまちづくり構想策定支援調査委託料、これが新たにふえておりますが、当初予算からの話ですので、1年の流れでこういったものが途中で入ってくるのはわかりますので、確認だけさせていただければと。  それから、またもとに戻りますけれども、78ページ、7目の財産管理費です。したがいまして次の上の方のですね。13節の委託料ですが、ここで不用額として約200万円発生しておりますが、支出は57万7500円ですか、それで200万円ぐらいの不用額が発生しておりますが、これの理由といいますか、当初予算の方では確か市有財産鑑定委託料と、それから廃道敷測量委託料、それぞれ120万円ずつぐらい2件載っていたと思うのですが、これがなくなって不用額として200万円ぐらいになっていると思われますので、当初予算に載せてあったのがキャンセルになりました理由、簡単にでも御説明いただければと。以上、3点です。 18 ◯村野課長 それでは、決算書68ページの工事の関係でございます。まずもくせい会館の禁煙室の設備工事でございます。こちらは健康増進法によりまして喫煙所を設けさせていただいたという形でございます。  それと第三庁舎間仕切り設置工事、照明器具等移設工事、内線電話等移設工事につきましては、本年の4月1日より組織改正になりまして、その前の準備段階ということで、現在の組織に合わせるために工事をさせていただいたようなわけでございます。  あと引き続き決算書80ページになります。市有財産管理委託料の方の未執行の分でございます。これにつきましては測量委託が120万円、土地鑑定委託が76万2000円ということでございますけれども、廃道敷等で測量等が必要になった場合にこの欄で執行させていただいておりますけれども、今回は特に測量の必要がなかったということで、測量については執行しておりません。また、測量して払い下げ等になりますと、売り払い等になりまして、鑑定が必要なときはまたここで鑑定をお願いするわけですけれども、そういったことがなかったものですから、土地の鑑定委託についても執行はしておりません。 19 ◯野島課長 それでは、御答弁申し上げます。  まず、市内循環バス導入検討調査委託料の関係でございますが、これは15年度の9月議会で補正をさせていただきました。その額は283万5000円で、執行額が157万5000円、これは入札差金という形で126万円の執行残となっております。こちらも指名競争入札でさせていただいております。  次に、総合計画策定支援委託料、これにつきましては基礎調査の関係でございますが、これについて、当初予算は960万円でしたが、やはりこれも指名競争入札をいたしまして、執行額が472万5000円ということで、こちらにつきましても9月補正で減額補正をさせていただいております。  次に、まちづくり構想策定支援調査委託料につきましては、こちらは14年度で計上してあったものですが、繰越明許という形で15年度に計上させていただいたものでございます。 20 ◯増田委員 どうもありがとうございました。当初予算の中で計上されていてキャンセルになるというのは不用額になるわけですね。つながってくるわけですけれども、この不用額は、どうもこれをずっと見ていますとほとんどではないかなと思うのですけれども、委託料が圧倒的に多いのですね。それも大体委託の300万円ぐらいですか。ですから予算に、決算ですので次の予算のときにできるだけこの辺の精度を高めてもらえれば、予算の中味がかなりよくなるのではないかと、細かいようですけれども、各総務費の中でも恐らく10件ぐらいというふうにいろいろな費でそのぐらいずつあると思うのですよ。それが300万円ずつぐらいですと相当なこれは金額になってくると思うのです。  本当に小さな、細かいことかもしれませんけれども、逆にこの委託料というのは、先ほどちょっと御答弁がありましたように、次の年に繰り越してみたりとか、簡単にいえば操作のしやすい部分でもあるわけですので、その点十分今度は予算の方にきちっと反映できますよう御努力をお願いしまして終わらせていただきます。ありがとうございました。 21 ◯大野(悦)委員 2点お願いいたします。  76ページの市勢記録ビデオ、今年度の、この年のPRと、それから利用状況について。  それからもう1点は、広報とホームページの関係、広報の読者の対象といいますか、そこら辺はどこら辺にポイントを置いて記事を編集なりやっているのかどうか。  それから、ホームページはある程度ごらんになる方というのは層があると思うのですけれども、広報は全戸配布ですので、そこら辺の、例えば役割のような、広報の分、あるいはホームページではこういうことをというようことを、関係を考えてやっていらっしゃるのかどうか、いらっしゃるだろうなと思ってお聞きをしているのですけれども、そこら辺のところをお願いします。 22 ◯大越課長 市勢記録ビデオ作成の関係でまず御答弁申し上げます。市勢記録デビオにつきましては、1年間の市の行事ですとかイべントなどケーブルテレビ局で放映されました製作物を市勢記録ビデオとして編集しておりますが、これにつきましては、7月1日の市制記念日の式典のときにも活用しましたが、ほかでは図書館での貸し出し等も行っております。  また、これにつきましては視覚障害者の方などにもごらんになられますように、字幕スーパーもつけておりまして、そういった方々にも、ちょっと実績につきましては把握しておりませんが、貸し出しております。  それから、広報についての対象者といいますか、本来でありますればだれにでもわかりやすく、といいましても漢字が使っておりますので、学年、小学生でもどの程度の方が読めるかわかりませんが、基本としては中学生程度の人にも読めるようにということを基本にしております。  それから、ホームページとの区分けですが、基本的にはホームページにつきましても広報の関係も載せておりますし、その辺のところを、例えば漢字をわざわざ平仮名に使うとかということは特にはしておりませんが、とりあえずその年齢層、特にホームページの方は若い人向きにとか、そういったことにつきましてはそれほど注意を払ってはおりません。 23 ◯戸室課長 今の質問の中で、私どもも昨年度からホームページ推進事業ということで、ある意味では、技術的な形でかかわるようにはなっております。ホームページにつきましては、今、各課ごとの入力、それから更新、そういったことをできるだけしようというふうに考えております。  それの意図は、情報をやはり蓄積できることがあるわけですね。やはり市役所の方で各担当で持っていて、市民にぜひ知らせたい。そういったものの情報の蓄積をできるだけ目指していきたい。そしてもう一つは、今、大越課長も言われましたように、新しい情報もあわせて提供していきたい。そんなことでやはり情報の蓄積をできるだけしていきたいというふうな意図で、今そういう仕組みをつくってできるだけ努力しようというふうにしております。 24 ◯中森委員 予算書の方の63ページ、64ページで、これは各款にわたってお聞きすればよかったのですけれども、今増田委員の方からもあったのですけれども、不用額がやはり各款で相当出ているのですけれども、昨年当たりも多分同じような質問が出たのですけれども、もうちょっと説明していただきたいのは、どういう状況でこの額が発生してくるのかなというのをちょっと御説明していただきたい。それと決算書81ページ、82ページの電算の委託の方の関係なのですけれども、昨年もこれも話題に、話題というか、案件で上がっていて、昨年に比べて若干やはりまたこの電算委託料の費用がふえているということで、効果がどういうふうな形で出ているのかというのがやはり非常に見えづらくて、市民の方に説明するのにどう説明すればいいのかなというのが、私としても非常に迷うので、その辺の目に見える具体的な効果、また数字等があればそれの説明をしていただきたいということをお願いしたいと思います。  それともう1点、決算書89ページ、90ページの方の、これは各款にやはりわたっていまして、補助金という形で、これは町会という形で出ているのですけれども、そのほかいろいろな部分で補助金というのが出ているのですけれども、これを見るとやはり町会の方の加入率が昨年よりも平均すると低くなっていて、50%ちょっと、50.4%でしたか───という数字が確かに資料の方であったと思うのですけれども、この辺いろいろ活性化交付金というような形でお金も出しているのですけれども、そのほかに垂直と水平で補助金という形で出しているのですけれども、その辺の補助金ということを考えたときにどうなのかなということをちょっと思いますので、その辺のお金のあり方についてちょっと、どういうふうな形で、思いがあって出しているのかということをちょっとお聞きしたいのですけれども、以上、よろしくお願いいたします。 25 ◯田村(正)委員長 それでは、10時10分まで休憩いたします。       午前10時 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時10分 開議 26 ◯田村(正)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、答弁からよろしくお願いいたします。 27 ◯常山課長 それでは、不用額の関係につきまして私の方から答弁させていただきます。  財政といたしましては、不用額が生じないようにということで、年度内に例えば入札差金が生じたといったような場合には、直後の定例議会におきまして補正予算を組むように、一つの基準といたしましては30万円以上のそういった不用額が発生した場合には計上するようにと、そういったようなことで指導しているところでございますが、年度内の支出というのは3月末、あるいは出納整理期間としまして5月末という状況がありまして、3月議会に上程させていただきます補正予算のヒヤリング等が1月下旬には行っていかなくてはいけないと、そういった時間的な問題もございまして、どうしても足りなくなってしまうと執行できないという状況だけは避けなくてはいけませんので、その辺でタイムリミットといいますか、その辺でどうしても最終的には不用額が若干出てしまうと、そういったような状況でございますが、やはり今後は極力、さらに精査をする中で、不用額の発生を極力抑えていきたいというように考えております。よろしくお願いいたします。 28 ◯戸室課長 毎年、昨年度も電算委託料として3億4000万円ほどかかっているわけですけれども、これは決算特別委員会資料の方にも出させていただいているわけですけれども、このような多額の経費をかけてどれほどの効果があったのかについてでございますが、昨年度の電算関連の重点的な事業は、15年度の臨時的な案件と、15年度からスタートした新規の案件になると思われます。「電算委託料等のしらべ」で3億4353万4000円の全体のうち臨時案件と新規案件の合計は5860万9000円でございまして、17.1%になります。そして、この臨時案件と新規案件の合計は情報システム課分とそれ以外の構成でございますが、情報システム課分が3224万2000円で55%、それ以外の分が2634万7000円で45%でございました。  情報システム課分の事業は、1、ネットワーク整備、2、電子自治体共同運営への参加、3、組織改正システム変更等委託、4、電算技術支援委託料、5、ホームページ推進事業の五つにまとめることができます。これら五つの情報システム課分の事業のうち次の三つの事業、ネットワーク整備、電子自治体共同運営への参加、そしてホームページ推進事業が特に重要でございます。  まず、ネットワーク整備でございますが、LGWAN、総合行政ネットワークへの参加、インターネットへの接続、庁内のより広範なグループウエアの利用、ホームページのリニューアル等を行うため庁内ネットワークの再構築、庁舎間ネットワークの高速化、職員のパソコン配備等を実施させていただきました。  電子自治体共同運営協議会への参加でございますが、都区市町村電子自治体共同運営協議会は東京都及び区市町村における電子自治体の構築に向けて情報システムの運営等を相互に協力し、共同で行うことを目的に設立されました。同協議会は15年、電子申請、電子調達の実現を目指し、共同運営の基本設定を行いました。この協議会に福生市も参加いたしました。  ホームページの推進事業でございますが、市のホームページの充実を図るため、新たに掲載内容を管理するシステムを導入しまして、各課による作成、更新が行えるようにシステム構築を実施いたしました。また庁内LANからインターネット検索やメール交換等が行えるようシステムを構築いたしました。  これらの事業の実施により、職員は自席で他市の先進的な事業等最新の情報を入手することができ、市議会の会議録、例規集、現行の法令集等を活用することができるようになりました。市民のための創造的な事業を実施していく環境が整ったことになます。  また、ホームページは情報提供の充実、今後は双方向のコミュニケーションの実現及び手続きの電子化の手段として重要な役割がございますが、当面は各課ごとのホームページの内容の充実に努めていくことができるようになりました。また市民、事業者、他自治体とのメールの交換の促進を図るため、各課単位でのメール交換を活用していくことができるようになりました。そして、電子自治体共同運営協議会による電子申請及び電子調達の実現に向けて具体化を図ってまいります。  ところで、情報システム課以外の分についてでございますが、金額が多いものにつきましては障害福祉システムが1102万5000円で18.8%、文書管理システムが430万5000円で7.3%でございました。  障害者福祉システムを活用することで支援費制度という新しい制度の中で、障害者福祉業務は税、住基情報の正確かつ迅速な活用を行うことにより業務の効率化、サービスの向上が可能となりました。また、文書管理システムを導入することにより事務の効率化、情報資産の管理、情報公開請求への対応等のメリットとともに、さらに職員1名の減員を行うことができました。 29 ◯宮田課長 決算書90ページ、町会等関係費の中の補助金、または交付金でございます。また、委員会資料としまして御配付いたしました資料ナンバー16の「町会・自治会加入率比較表」に基づきまして御答弁をさせていただきます。  15年度の町会加入率は50.01%ということで、14年度比マイナス1.69%でございました。このような町会・自治会の地域住民、また地域社会に果たす役割の重要性、特に福祉の増進、非常に大きな役割があるものでございます。また、行政の円滑な運営に資するところも非常に大きな支援組織であるというふうに認識しております。  このような重要な支援組織に対しまして、それぞれ交付規則、交付要綱等に基づきまして補助金並びに交付金等を交付してございます。 30 ◯中森委員 ありがとうございました。わかりました。  総務費を含めてこの不用額なのですけれども、今お聞きしていると、足りなくなってはいけないということで、執行関係が後半にくるのかなというお話の意味合いだったのですけれども、それではちょっとあれなので、やはり予算で盛り込んであって、計画的にこれを運営していかなければいけない部分が非常にあるのですけれども、先ほど増田委員の方もおっしゃっていたのですけれども、やはりこの不用額がこれだけ多いということは、ほかの施策にも十分回せるお金でもあるわけなのですよね。  そう考えてくると、この辺、次のところの予算に絡めていくということであれば、今よく言われている包括予算制度というのですか、その部同士の中で重点施策にその予算を経年的に注ぎ込んでいくとかというふうな制度もあると思うのですね。それを活用していった方が、より行政課題が多くなってきている中で、その解決に向けていい使い方ができるのではないのかなというふうに思っておりますので、ぜひその点はちょっと要望とさせていただいて、そのようなこともちょっと考えていただければと思います。  それで、第2点目の方の電算機の方の関係なのですけれども、ちょっと確認なのですけれども、ようやく基盤が整ったという状況であるというふうに認識したのですけれども、ではこの基盤が整ったということは、一般質問の中でもありましたとおり、ホームページから各課の方の施設の方に予約ができる状況は整っているということになるわけですよね。  一応その基盤整備ができたということなのですかね。それはあとは各部の方の担当の職員の気力とやる気というのですかね、その辺によって予約ができたりとか、公聴制度というのですか、パブリックコメントみたいなもの、例えばこういうふうな新しいものをやるのだけれども、それについて市民の意見はどうなのだと、賛成、反対とか、これに対してメールを送るとかというのはいろいろなところで出ていると思うのですけれども、そういったものができるような基盤が整ったということで認識していいのかどうなかというのを御返答していただきたい。それと町会の方の加入率の方で、福祉の向上ということでお話をいただいていると思うのですけれども、やはりこれも新たな行政課題がその町会の中とかいろいろ出てきている中で、やはり一律でこの部門を出していくということになってくると、問題になっている部分が、これは解決できない状況になってくるのではないのかな。新たに何かNPOとか、そういった組織を立ち上げようと思って、活動資金がないのでその活動資金を補助してくれというようなお話、これからたくさん出てくるのかなと思うのですけれども、そうなったときにこの部分をちょっと見直していかないとなかなかできないのではないのかなということを考えるのです。その辺、宮田課長さんの方がその関係に入っているので、実際そうなったときにやはり見直さなければいけないのかなと思うので、ぜひその辺、我孫子市ですか、補助金の方の見直しを第三者の方の外部の方に委託して見直しを図ったといって、ゼロベースでもう1回見直して、目的に合った補助のあり方というものを実質的につくっていて、3年というスパンの中でローリングして、自立ができたらその補助をやめていくというような制度も実際にあるわけなので、そういうことを考えるとやはりこれはもうちょっと見直した方がいいのかなというふうに思いますので、この辺もちょっと要望とさせていただきたいのですけれども、最後にそちらの方、電算の関係で御答弁いただければと思います。 31 ◯戸室課長 基盤整備が整ったということの中で、具体的にホームページのことにつきまして、どういうふうな段階にきているのかというようなお話だったと思います。  何度も今、お話しているのですが、今できるだけ各課で責任を持って必要な情報、市民にとって必要なものを一生懸命蓄積して、積極的に提供していこうということを今、そういう仕組みをつくり、この何週間か各課から担当者の人に来ていただいて、どんふうな形でそれができるか、今の中で目新しいというか、本当にあっと驚くような、そういうものではないのですが、地味なのですが、そういったことを今やろうとしております。  そして、いわゆる予約というようなお話があったわけですけれども、それからまた一般質問の中でもそういった施設の予約ですとか、空き情報というようなお話もあったり、今パブリックコメント制度みたいなこともあったわけですけれども、基本的にはそれぞれのホームページの中味そのものを、またパブリックコメントやその他のことについても、それぞれの担当の方がやはりそういったことについてどれだけ熱心に、そういう携帯電話も含めてですが、使えるようなことを考えていくか、これが非常に問われていると思います。  1点だけお話させていただきますと、空き情報のような内容につきましては、どこでも更新の頻度さえ統一すれば各担当の方でできるシステムですが、これが予約までいきますとそれぞれの施設ごとに、例えば団体か個人か、有料か無料か、申し込みの期間は何カ月か何週間か、それから市内か市外か、さまざまなことを全部調整して、そしてそれが結実して、結果としてそれができたときにそういうものが実現するわけでございますので、今度は本当に、共同運営の各、あれについてもそうなのですが、各担当の方でそれぞれの仕事をどこまで、こういうインフラ整備を使い切っていくかということが非常に課題になるというふうに思っております。  今の直接的には、ホームページについてはまだそんなところです。今後各担当でこんなふうな工夫ができたらいいなということがあれば、できるだけ実現していきたいと思います。 32 ◯中森委員 何となく、はっきりとはわからないのですけれども、何となく気持ちはわかったかなということなのです。ぜひそういったことを具体的に示していかないと、この3億円というお金を使うことをやはり問われると思うので、ぜひそう目に見える形のいち早い実現を要望して質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 33 ◯阿南委員 阿南です。よろしくお願いいたします。  決算書の70ページの再雇用嘱託員報酬というのがありますけれども、これの仕事の内容と人数と勤務時間などがわかれば教えてください。  それから、同じく70ページの職員表彰記念品というのがありますけれども、これが14年度の決算では134万円で、15年度の予算では96万円だったのですが、大分ふえているような金額になっていますが、これは一人当たり幾らで、何がどんなふうに、どんなものが記念品として渡されたのかというのをちなみに教えていただきたいというのと、あと人数がふえたということなのでしょうか。その辺の理由を教えてください。  それから、74ページの情報公開審査会委員というのと、個人情報保護審議会委員というのがあるのですけれども、この内容を教えていただきたいのと、何人で何回開かれたのかというのを教えてください。
     そして76ページの方ですけれども、公聴活動費の中で予算の方では映写技師謝礼3万2000円というのがあったのですが、なくなっているのはどうしてかというのを教えてください。  そして80ページの中で、企画調整費の中にやはり予算の方では職員提案入選者記念品8万円という予算があったのですけれども、これに間しては決算の方でなくなっているので、こういう制度がなくなったのかとか、何か理由があれば教えてください。  そして82ページの防衛施設周辺まちづくり構想策定事業費のところで、先ほどからも何件かお話になっていますけれども、市民委員が入っているというところで、予算の方では策定委員謝礼ということで予算化されていたのですけれども、なくなっているというのは、先ほど公募は無償で学識が入ると同じように有償になるというところで、確認なのですけれども、そういう学識を入れようと思っていたけれども入れなかったから無償になったとか、何かその理由があれば教えてください。  以上です。お願いします。 34 ◯坂本(勝)課長 最初に、これはページ数でいきますと70ページの再雇用職員の報酬、上段にありますけれども、407万3400円ということでございます。これにつきましての仕事の内容、人員、勤務時間ということでございますが、仕事の内容につきましては2名おりまして、本庁舎の用務員、それから電話交換手の2名でございます。勤務時間でございますが、月128時間以内ということで割り振っております。ちなみに、単価は1550円ということでございます。  それから、70ページ関係で記念品がありました。職員の記念品関係で204万円でございます。福生市の職員表彰規定によりまして記念品が出るわけでございますが、内訳といたしまして15年の勤続表彰として7人おりました。これが4万円でございまして、一人当たり4万円につきましては商協の金券ということになっております。それが28万円でございます。それから、退職者が二つに分かれるわけでございますが、25年以上30年未満の勤続者に対して、2人ですけれども、8万円、これが16万円。それから退職者で30年以上、これが16人おりまして、一人当たり10万円、これが160万円ですけれども、この退職者の8万円と10万円につきましては、退職者の必要な希望の物を本人に買っていただきまして、領収証を添付しているという状況でございます。ですから、もちろん単価以上のものを買ってもその単価の中でおさめてもらうというふうな状況でございます。  それから、74ページの情報公開関係の審議会の回数、それから委員の人数でございますが、事務報告書の153ページ、(3)の福生市情報公開審査会及び福生市個人情報保護審議会の状況が載っております。委員につきましては会長以下4人、合計5人で運営しております。それからその下に開催回数が、情報公開審査会につきましては1回、個人情報保護審議会につきましては3回ということでございます。いずれも定例的な会議が1回ずつと、それから個人情報保護審議会の3回のうちの2回につきましてはそれぞれ諮問に対する会議ということで2回ほど開催をしております。 35 ◯野島課長 それでは決算書80ページ、企画調整費の中の報償費でございますが、15年度当初予算では職員提案入選者記念品として8万円を計上させていただきました。ところが残念ながら15年度では提案がなかったということでございます。  ちなみに、ちょっと参考までにお話しますと、平成元年度から提案がございましたのは累計で46件ございます。14年度にも2件ございまして、新年度におきましても若干提案がございますので、またこれについては報告させていただきたいと思います。  次に、82ページの防衛施設周辺まちづくり構想策定事業費、この中の報償費でございますが、当初予算では34万円、策定委員謝礼として計上させていただきました。これにつきましては当初、市民プランの策定に当たりまして公募による市民の方々、この市民の方々は無償、ボランティアという位置づけ、そしてこの市民の方々に自由な発想での意見提案をしていただき、その後学識経験者を中心とした策定委員会を別に設置し、プランとしてまとめていこうと、このような予定でございまして、この策定委員会の委員への謝礼として計上させていただいたものでございます。  しかし、実際に市民会議が活動いたしますと、その熱い思いを最後まで市民プランとしてまとめたいというような私どもの考えもございまして、また会議のメンバーの中には福生市の総合計画の策定委員をなさったり、他の策定委員会の委員をなさったり、また大学の講師というような方もございましたので、それではその方々を学識経験者としてお願いし、そのほかの策定委員には市民会議のメンバー、この中から互選で選んでいただきまして、11名をもって策定委員会を構成させていただいて、市民プランをまとめさせていただきました。つまり、無償である市民会議の流れからそのまま策定委員会委員の方々にも無償、ボランティアとして活動していただいたということでございます。 36 ◯大越課長 それでは、決算書76ページ、公聴活動費の中で映写技師謝礼が当初予算にはありましたが、決算にはないということに対しましてお答えいたします。  昨年12月に市民会館におきまして東京都と法務局、それから東京都の人権擁護委員会連合会と共催いたしまして、人権週間行事としてトークショーと映画の集いというものを実施いたしました。  当初その映画の上映、これは「日だまりの家」なのですが、上映するに当たり映写技師の謝礼を計上しておったのですが、実際に準備の段階に入りまして、会館の職員がやっていただけるということで、これは執行しなかったということでございます。 37 ◯阿南委員 ありがとうございました。職員の表彰記念品に関しては、退職する方が多かったということでいいですね。はいわかりました。  それから、個人情報保護審議会と情報公開審査会の方なのですけれども、定例が1回だったということで、あとは諮問に対するというのが2回あったということなのですけれども、そういう案件が出てくれば何回もやらなければいけないということでいいのですね。  ということと、あと職員提案入選者記念品というのは、これは予算が使われなかったのはとてももったいなかったいう感想です。せっかくの制度を利用して、よし提案してやろうというような気持ちをぜひ出せるような雰囲気づくりを、さらに努めていただたきたいなと思いました。  それと防衛施設周辺まちづくりの策定委員会は、これに関しては当初の予定の謝礼がうまいぐあいにというか、いい流れでなくなったというお話が聞けてすごくよかったのではないかと思います。市民との協働というところで、使わなければいけないお金も出てくるかもしれませんけれども、こういうふうに市民がやる気になったりとか、たまたまメンバーがよかったということもあるかもしれませんけれども、熱い思いがつながっていければ、お金を使わなくてもいいものができるといういい例なのではないかと思います。ぜひそういうところにコーディネートをもっていけるような、行政の方のコーディネート力というのもさらに高めていってほしいと思いました。  以上です。ありがとうございました。 38 ◯羽場委員 お願いいたします。76ページに広報配布委託料というのが968万円あるわけでして、これは各課にわたってしまうのであれなのですけれども。こういった配布の委託料というのはもういろいろなところにあるわけで、例えば市議会だより、それから市税だより、しろばら、環境通信、清掃、それから教育だより等でちょっと拾い上げてみると1700万円くらい委託料としてかかっているわけですけれども、例えばこれは何かと何かを一緒に配るとかということで、経費の削減というようなことが図られるのではないかというような気もするのですが、そういうことではなくてやはり一戸一戸きちっと配るのだというふうにお考えになっているのか、それとも逆にそういうことで経費が上回ってしまうということがあるのか、そこら辺のことについて、恐らく総務費のあれが中心になるのではないかと思いますので、ここでちょっとお尋ねをしておきたいと思います。  それから、76ページのその下の公聴活動費の法律相談弁護士謝礼というのがありまして、事務報告書で114ページに内容が載っておりまして、262件、前年度が261件ということでほぼ同じ件数でございます。月に4回、3時間で、年間これをそのまま単純に割りますと、1人30分ということで、ずっとやって30分ということですが、ですから恐らく余裕がない状態だと思うのですが、去年のこの15年度に関してこの法律相談、受けたくてもなかなか受けられないというような状況があったかなかったか、この時間で十分かどうかというので、その状況についてだけお願いしたいと思います。  それから、80ページの企画調整費の企画研究会負担金で、西多摩地域広域行政圏協議会負担金216万円がありますけれども、これは平成15年度の中でこの西多摩広域行政圏でどのような活動が行われたのか、また成果、あるいは目標等についてお答えいただければと思います。  それから90ページに、下の方に一応防犯活動費として120万円ほどありますけれども、去年からことしにかけて、御存知のとおり犯罪といいますか、非常に件数がふえております。きのうも福生市福生で、ラジオで聞いたのですけれども、びっくりしたのですが、そういうようなことが起こっておりまして、防犯活動として、表に出るお金としてはこういう、ここしかないのかもしれませんけれども、防犯活動としてこの15年度、もっとやりたかったけれども予算がなくてできなかったとか、そういうようなことがあったかなかったかということを、ちょっと答えにくいかもしれませんけれども、お願いいたします。  最後に、ちょっといきさつだけお聞きしたいと思っているのは、68ページに戻りますけれども、もくせい会館の喫煙室の設置工事というのがあるのですが、このいきさつをちょっとお願いいたします。 39 ◯野島課長 それでは、西多摩地域広域行政圏協議会の活動内容でございます。事務報告書では78ページに記載させておりますが、3カ年の実施計画のローリングや、あるいは分野別の事業の検討部会の開催、また協同事業としましては西多摩地域広域行政圏体育大会であるとか、また公立図書館の広域利用事業、また西多摩地域広域行政圏、15年度が設立20周年ということもございましたので、20周年の記念の講演会、あるいは記念誌の発行、これらも行いました。また主要な事業としての青梅、五日市線とか、八高線の改善要望であるとか、東京都への予算要望、これらについても十分力を入れて実施させていただいたというところでございます。 40 ◯常山課長 それでは、広報等の配布委託の関係でございますが、現状では、今広報が月2回ということで一番発行回数が多いわけでございますが、これにあわせまして発行時期、いわゆる配布時期が重なるものにつきましては、担当課で調整をする中で組み合わせをして配布をしていると、その場合の単価は安くしていると、そういう状況はございますが、まだ全庁的に発行時期等の調整をしているかどうかということになりますと、そこまで至ってない部分がございますので、今後その辺につきましてよく庁内で調整する中で経費の削減につなげていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 41 ◯村野課長 決算書の68ページのもくせい会館の喫煙室の設置工事でございますけれども、これにつきましては、本庁舎につきましては分煙ということで各施設を持っております。また第二、第三庁舎にも喫煙所を設けております。それで、もくせい会館だけはたしか2階に喫煙コーナーがあったのですけれども、そこも廃止したということで、もくせい会館、特にそういう場所がないということで、この15年度に設けさせていただいたといういきさつになっております。 42 ◯大越課長 それでは、決算書76ページの法律相談の関係について御答弁申し上げます。法律相談につきまして、月4回実施しているわけですが、漏れて受けられないという方は、次回回しということはございますが、うちの方の法律相談でカバーできなかったという人につきましては特に数字は出ておりません。ですから、カバーできたというふうに認識しておるところでございます。 43 ◯森田課長 15年度の防犯活動費の件なのですが、当時といたしましては、防犯協会との協力に基づきまして活動ができるのではないかということで、この約127万1000円の予算で行っておりましたが、今年度は、16年度は犯罪等の件数もありますし、防犯パトロールというのもございますので、16年度予算では新たに30万円つけていただきまして、タスキの購入ですとか続けております。また、来年も防犯協会の中の自主防災組織、町会、そういうところと連絡を取りましてどういうものが必要なのか、いろいろ検討していきたいと思っております。よろしくお願いいたします。 44 ◯羽場委員 ありがとうございました。西多摩行政圏については、本当に五日市線をどうするかというのは、やはり福生だけではなくて日の出、あきる野、桧原というところがやはり頑張ってもらいたいと思いますし、その中では一番力を発揮できるところだと思いますので、活動をどんどんやっていただきたいというふうに思います。  それから、防犯についてはやはりちょっと危機的な状況だと、この間も公園の放火もありましたし、これについては本当は予算という形になるかどうかわかりませんけれども、全力で取り組んでいただきたいというふうに思います。  それから、もくせい会館は参考になりました。ありがとうございました。 45 ◯小野沢委員 とりあえず64ページの総務管理費の中の備考欄の職員人件費の関係の職員給料なのでございますが、行革の関係にも絡むのですが、我が市には他市にない、他市にはできなかったと言った方が正解かもしれませんけれども、55歳の定昇ストップという条例ができております。それで、それは職員人件費を将来的に抑えていこうということでできた条例で、とてもすばらしい、職員組合にしては余りすばらしくないのだけれども、我々からしてみればとてもすばらしい条例ができているのですが、それで今回、事務報告書にも載っておりますが、13名分の定昇が、55歳過ぎた人だと思うのですが、55歳ですから、それが59万8000円あるのですが、これは実際には制度がもう平成11年ごろからやっていますから、既にもう対象になっている人数というのはこの13人どころではなはずなのですけれども、その人数だけもいいと思うので、それによって幾ら上がったかという数字が出ればいいけれども、これはなかなか難しいので、定昇ストップの対象になっている職員が何人になっているか。とりあえずは1年分では59万8000円の減額になったということで、これは何十人分かの積み重ねをするとこんな数字ではなくなるはずで、相当な成果は出ていると思うのですけれども、その数字は別にしてその人数をとりあえずお願いいたします。  それから、これは蛇足になるのですが、市長の見解がいただきたいのですが、助役さんでもいいのですが、昨日青海委員の方から2号報アップの考え方についての質問がありました。退職時に市長が特別に認めた場合ということで、2号報アップをしております。それで東京都はこれをなくすということで、そういう形で動いております。現実にそういう形になってくると思います。  それで、我が市は55歳で定昇をストップしていて、なおかつ2号報アップをなくしますと、他市と比較した場合相当なマイナスになってくるのですよ。定期昇給がずっと59歳まであって上がってきて、そこで2号報を引き上げるのはおかしいではないかということで、なくすには全く異論はないのですが、その前に我が市は55歳で止めてしまっているのだから、2号報が上がったとしても退職時には3号分の減額になっているわけなのですよね。そこらの考え方を市長はどう思っているのか、やはりこのことは、新聞の数字では2号報をアップしているよということしか出てこない。しかし、その前段の55歳で定期昇給が止まっているということの話が一切出てこない。これではちょっと公平ではないのではないかなと思うので、これからのことになりますけれども、市長か助役にその辺の見解だけお願いをいたします。  それから、退職手当の関係で11名の方が、定年退職が7名の勧奨が10名ですか。それで平均いたしますと定年退職が3013万円、勧奨退職が3145万円とこれが平均なのです。これの両方の一番高い方から───これを言われると辞めたのに怒られるのだけれども、一番高い人と2番目と3番目ぐらいの勤続年数と額をお願いいたします。それから勧奨退職に至りましては辞めたときの、これに年齢を入れてお知らせいただければと思います。  これはぜひとも、私の質問には担当でも主査でも課長補佐でも構いませんので、わかりやすく説明のできる人にお願いいたします。  それから、勧奨退職の制度があります。それで50歳以上の方がその対象になるわけですけれども、勧奨というのは勧め励ますということだよね。それでどういう形で50歳以上の方にこの制度の適用を、通告ではない、話をしているのか、「あなたもう辞めなさいよ」と言っているのか、「この対象になりましたよ」とか、その辺の扱いの処理をお願いいたします。  それと、その次に職員の手当がここで、職員手当の関係で、特勤手当はここでもいいのかな、手当だから。それで特殊勤務手当についてちょっと、これも条例で定めておりまして、上からいきます。それでこの特殊勤務手当、もうこれは随分前に直してそのままきているのですが、これの手当ごとの、税務手当、動物死体処理、あるいは衛生現業手当、家庭訪問手当、それから行旅病人手当とかいろいろ、これは例規集の615ページにありますので、それの上から幾らかかっているかということをちょっとお知らせ願いたい、その後にまた別の質問をしますから。  その次のページにいきまして、66ページなのですが、一番下から6番目に議場放送設備保守委託料42万円というのがあるのですけれども、これはどういう保守点検をしているのかなという質問なのです。なぜ質問するかというと、過日対面方式を取り入れるときに、マイクを1本いじくるので見積りを取ったところ90万円を超す見積りが出てきました。マイクを1本増設するだけで。それではだめだということで、そうしたら次に一歩移動するだけで40数万円の見積もりがまた出てきた。とてつもない見積りを出す、その業者と同じではないかと思うのですが、どういう保守点検をしているのか、そこをちょっとお願いいたします。  それから、先ほどの羽場さんにちょっと対抗をして、その下の空気清浄機保守委託料46万6200円、これは何箇所ぐらいありますか。それとどういう内容の点検をしているのか、かかり勘定で自己負担、受益者負担でも───それは別にして何箇所、どういう点検をしているか、ひとつお願いいたします。  次のページに移ります。先ほど来質問が出ておりますけれども、一番上段の電話交換業務委託料なのですが、これは電話交換は今まで3名の職員がおりまして、そのうち1名の方が再雇用で雇用されて、昨年の12月までそういう形態が続いて、その後に委託したという流れだと思うのです。それで、これは委託料はですから3カ月分、説明がなかったので───ではなかろうかと思うのです。ですから、これを通年で見た場合にどの程度の費用削減ができるか、大体で結構です。言ってることがわかるよね。大体で結構ですので、お願いいたします。  それから、ずっと下にきて、これは各款に共通すること、自動車管理費というのが500万円あるのですが、今、大変大きな問題になっております三菱自動車の関係がありますけれども、我が市にも以前、もう随分前にも三菱をいや応なしに買わされたような経過があるようにもあるのですが、現在、車の、乗用車とトラックと分けてメーカーごとの数字がわかればいいのですけれども、わからなければ三菱の自動車はありますか、ありませんか。それをとりあえずお答えいただいて、あったらその車が例の欠陥車になっているかどうか、あるいはなっているとすれば処理は済んでいるのか、その辺のところをお願いいたします。  72ページに文書管理で、ここに予算にはないのですが、絵入り名刺が、ここで、文書でいいと思うのだ。ところがここで「たっけー君」は新しくなったのですが、それ以外の名詞が随分、もうちょっと表へ持って行きたくないような名詞なのですよ。例えば桜の関係、中央図書館の関係、七夕はもうないのかな。玉川上水はもうとっくになくなってしまっているのだけれども、現状はどうなのですか。新しいのをつくる気があるのかないのか、あるいは在庫がどのぐらいあるのか、在庫があると新しいのをつくるのは難しい部分があるのだろうけれども、在庫がどれが残っていてその先どう考えていくのかをお願いをいたします。  その次のページの74ページの真ん中辺、上段の例規集管理システムが借り上げ、検索システムの両方あるのですが、大変便利になりました。それで、自宅から例規集を検索するには市の施設の関係、業務の内容を言ってから例規集に入ってくるのですね。それで例規集の検索に入ると50音順と順番と検索方法が二つしかないのです。そうするとなかなか探しにくいのですよ。ところが庁内LANの方で検索する場合には、例規集を開けますと文章で検索できるのですよね。文章でやりますと、例えば「退職金」と入れますとすぐ出てくるのですけれども、自宅のパソコンから今の方式でいきますと、あいうえお順でやっても出てこないわけですよ、そうなってないのだから。だから、それは自宅からやって知っているかどうかわからないけれども、現実はそういう状況になっているのですよ。夕べやってそうですから、まだきょうまでには直ってないと思いますね。  それで、何が言いたいかというと、外から使う人の方が例規集がどうなっているかとわかってないはずなのです。わかっている人はその項目ですぐどこだかわかるのだね。知らない人が調べる場合には、そういう文章で調べた方がわかりやすいのではないかと思うのですが、そういうことについてどういう理解をして、現状をどうとらえているのか、お願いいたします。  それから、これは78ページになって、財産管理の関係のこれは契約なのです。資料の15ページ、No.15、契約の資料がどこかに入っていたな。No.15だから25ページ、26ページね。ここに1000万円以上の結果があります。それで90%以下で契約ができているのが5件で14.3%、反対に予定価格の95%以上の落札が16件で45.7%、ですから、非常に予定価格に近い単価で落札がされていると私はこの数字を見ると思うのですが、これで本当に競争が行われているのかなという疑問があります。そうでないという証拠は持っていません。  そこで、どういう形で指名参加、指名入札を行っているのか、役所に来たときに1日じゅう車がエンジンがかかって乗っている人がいるときがあるのです。これは恐らくどこの会社が入札に呼ばれているのか調べるのに表で待っているのではないかと思うのです。ですから現説はしなくなったり、あるいは東京都の場合なんかは完全にもう現説なしで、データをフロッピーで送りつけるとかという形でやっているのですが、業者同士が顔をあわせない方式が随分進んでいるのですが、我が市の現状はどのようになっておりますか、お願いをいたします。  この見解をどう思うと聞いても答えられないわね、市長さん。市長さんに「おまえこれどう思うのだ」と言っても、工事を出す方だから何とも言えないのだよね。だからそれはいいや。  それで、次は先にいって102ページ、火葬費関係で、ようやく随分長いこと念願であった市民標準葬儀制度というのがこの年度に始まったのですね、10月から。実際にそれを使われたのが7件、最初からそうは多く使われないだろうという気はしていたのですけれども、大変、実際に制度としてはよくできた制度だと思うのですよ。もう幾らかかるというのがわかっているわけですから、安心してできる制度なのですけれども、前にPRどうするのだと言って須崎部長に聞いたら、なかなかやりにくいところがあるのだけれども、そういうことだったのですけれども、実際にこれ、相当市民の皆さんで知らないのではないかと思うのですよ。PRなんかどういう形でやってきたか、その辺のところをお知らせいただければと思います。 46 ◯田村(正)委員長 それでは、11時15分まで休憩いたします。       午前11時5分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時15分 開議 47 ◯田村(正)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 48 ◯高橋助役 それでは、職員の退職金の関係で、退職時に2号というか、特別昇給の関係でございますが、現在の東京都では55歳の昇給停止、また退職時の特別昇給は行っていないということでございます。福生市でも同じように55歳の昇給停止、現在では退職時には特別昇給を認めているところでございます。  今後のことでございますが、御質問のとおり他市と比較いたしますと、現在行っているのは福生市のみが55歳昇給停止となっているところでございます。また、ことしの7月に各市の方に東京都と同様な退職手当の支給ということで、そういった指導がございました。そんな関係で、7月に私どもも東京都と同様になるように市職員組合にそういった申し入れを行っているところでございます。現在は交渉中でございますが、今後早い時期に結論を出していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 49 ◯坂本(勝)課長 それでは、何点か質問いただきました。私の方からは64ページ関係で、55歳ストップした職員でございますが、資料では確かに13名分、59万8000円というふうになっておりますが、これが13年から行っておりますけれども、延べ人数、あるいは金額ということでございますが、延べで50人ということでございます。その50人が途中退職者もおりますれば、昇格者、そういったこともありますから、幾らというふうな金額につきまして若干今申し上げられないような状況でございます。よろしくお願い申し上げたいと思います。  それから、2番目の退職金の関係でございます。事務報告書の161ページを参照しながら答弁をいたしたいと思います。15年度におきましては合計18人の職員が退職をいたしまして、内訳が出ておりますけれども、定年退職者7人、2億91万480円となっております。これのうちの多い順に申し上げますと、1番目は勤続年数42年2カ月で3190万1760円でございます。2番目、3番目は勤続年数が41年5カ月と42年1カ月と違いますが、同額でございまして、3160万800円でございます。勤続年数は違いましても支給率は同率でございますので、こういったことになっております。  次に、勧奨退職者があわせて10人おりますが、同様に申し上げますと、1番目が勤続年数36年0カ月で、年齢は54歳、金額にいたしまして3314万5728円となっております。2番目は勤続年数34年0カ月で、年齢は54歳、金額は3262万6070円、3番目につきましては勤続年数37年0カ月で、年齢は55歳、金額は3261万5913円というふうになっております。以上が退職金関係でございます。  それから、勧奨の関係で50歳以上になりますとどういうふうな処理を職員に対しましてするのかという御質問でございます。年度の当初4月1日に、その年度中に50歳になる職員に対しまして、市長名で「勧奨の退職になる旨のお知らせ」という形で出しております。ちなみに、15年度は28人ということになっておりました。  それから、特殊勤務手当の関係で質問をいただきました。この決算額につきましては担当の係長から答弁をいたします。  それから、名刺の関係がございました。名刺の関係は決算書では70ページになりますけれども、職員福利厚生費3435万1601円のうちの11番の印刷製本、この中に含まれておりまして、その関係で申し上げますと、現在、在庫が「桜並木と多摩川」というふうなものが34箱、それから「文化の森」が20箱、それからことしの3月に「福生七夕まつり」が在庫がなくなりましたので、新しく300箱つくっております。それから在庫といたしましては、300箱と54箱というふうになっておりまして、おおむね、大体4月につくった300箱につきましてはまだまだ在庫がありますけれども、桜並木と多摩川、文化の森の54箱につきましては、今年度中には消化ができるのではないかなと、そんなふうに思っております。  それから、そういった段階ですべて在庫が処理できた、処理といいますか、使っていただいた段階で実在につきましては考えていきたいと、そんなふうに思っております。  それから、例規管理システム、この関係で質問をいただきました。ページ数につきましては74ページ関係でございますが、これにつきましても担当の主査の方から答弁をいたします。 50 ◯中村課長補佐 小野沢委員さんの特殊勤務手当の15年度の決算額の方をお知らせします。税務手当につきましては14万6400円、動物死体処理手当につきましてはゼロでございます。衛生現業手当につきましては12万9500円、家庭訪問手当78万2250円、行旅病人等取扱手当、こちらの行旅といいますのは身元不明人のあれでございます。───がゼロ、行旅死亡人取扱手当につきましてもゼロでございます。園外保育手当10万9200円、感染症消毒作業手当につきましてもゼロでございます。薬剤散布作業手当、こちらの方もゼロでございます。未納金徴収手当につきましては6万2700円、運転手手当1万9800円、夜間緊急出動手当6300円、災害出動手当につきましてはゼロ、年末年始勤務手当27万6500円、合計で153万2650円となっております。 51 ◯森田主査 それでは、決算書74ページ、例規集検索システム借上料のところで御質問のホームページでの例規集の検索機能についてですが、例規集検索システムを導入したことに伴いまして、平成16年1月から市のホームページ上で福生市例規集を公開しておりますが、システムの導入時にできることとしまして、市民にも比較的検索しやすいように例規集の目次の整備や例規の適切な位置への移動等を行い、例規集を組織的、体系的に編集の整備を行いましたが、委員さん御指摘のとおり庁内LANでは他市の検索機能はありますが、ホームページ上では目次検索及び50音順検索のみで、語句等の検索機能はついてございません。  情報公開、または市民サービスを向上させるために委員さん言われたとおりと考えております。 52 ◯村野課長 それでは、決算書66ページの議場等放送設備保守委託の内容ということでございます。こちらは議場にございます操作卓、操作架、マイク及びスピーカー等の点検、それとこの委員会場での今使っておりますこの放送施設、これの年2回の点検ということでございます。委託先については多摩視聴覚サービスでございます。  続きまして、空気清浄機の保守委託でございます。これは本庁舎、第二庁舎、第三庁舎に今現在12台ございます。12台につきまして点検3回で、うち1回はフイルターを1回交換しております。こちらについては細谷電気が請け負っております。  続きまして、電話交換業務委託でございます。これは大変申しわけありませんけれども、15年実績ですと途中で退職とかということがありますので、職員の平均給与でやらせていただきますと、3人分の正規職員でいきますと2811万円ほどになります。それを電話交換業務委託では12カ月分ということで、本年度でございますけれども、724万4578円ということになっております。ただ、これは3人体制から2人体制、これに伴いましてはダイヤルイン回線の工事をさせていただきましたことから、2人体制でお願いするというような形で、2人という形になっておりますので、よろしくお願いします。  あと三菱自動車の関係でございますけれども、三菱自動車、合計で17台ございます。軽四輪が5台、小型貨物、いわゆる通常バンと言われているものでございます。これが7台、トラックが2台、消防ポンプ車が2台、あと起振車が1台、消防ポンプ、起振車についてはシャーシという形になりますけれども、三菱製を使っているところでございます。これにつきましては本年6月及び7月、8月、この3カ月間で無償点検とか、リコールで修繕はしております。 53 ◯石川課長 市民標準葬儀の件でございますが、安心して葬儀がとり行われるという話は聞いております。市民が亡くなったときのことでございます。積極的なPRというのは難しいところがあるのではないかと思いますが、しかしながら、こういう制度があるということを市民の方にお知らせすることは大変大事なことではないかというふうに考えております。  現在、PRの方法といたしましては、昨年10月にこの制度を始めたときに広報紙でのPRをいたしました。それから市民課窓口でのパンフレットの設置を行っております。それから窓口で市民の方が相談に来たようなときもございましたので、この制度についての説明をさせていただいております。それから電話でのお問い合わせもいただきました。  今後につきましては、各課のホームページに掲載をさせていただきたいというふうに考えております。それから12月発行の便利帳にも掲載をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。 54 ◯常山課長 それでは、入札の競争性を高めるための対策ということで御指摘いただきましたが、まず落札比率のことでちょっと説明させていただきますと、資料No.15でございます。これの裏面の方を見ていただきたいと思うのですが、資料No.15の裏面に落札比率を集計したパーセンテージが出ておりまして、1000万円以上の案件でございますが、全体で15年度は93.16%ということで、これが14年度と比較いたしますと、14年度がこの数字が95.18%でしたものですから、2.02ポイントほど下がったという結果になっておりまして、これは15年度から1億円以上のいわゆる意向確認型等の事前公表案件につきまして、一定の条件のもとに95%を上回った場合には次回の入札において積算内訳書を提出させると、こういった措置を導入したことによりましてその効果が若干数字として表れたのではないかということでございます。そこで、16年度はさらにそのパーセンテージを下げまして、93%を超えた場合には次回に積算内訳書を提出させると、そんなことを今導入しておりまして、今のところその案件すべてそれ以下でおさまっているという状況がございますので、16年度はさらに下がるのではないかというふうには思っております。しかし、こういった対策だけでは当然不十分と、必ずしも十分ではないということで、やはり委員さん御指摘のような業者が顔を合わせないような対策ということも必要ではないかということで、現状では、以前現説を廃止しまして、図書配付の際には同一案件の業者が顔を合わせないようにということで、配付時間をずらすことによりまして顔を合わせないような対策をとっているところでございます。これも必ずしも十分ではないというような状況もあろうかと思いますので、今後は、今ちょうど共同運営協議会の方で電子入札というのを開発を進めておりまして、来年の4月からは稼動ができるというような状況もありますので、そういった他市の導入状況等を調査検討する中で、本市におきましても導入に向けまして検討を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 55 ◯小野沢委員 大体お答えをいただきました。助役の答弁で特別昇給の考え方、そういう指導があって、今、組合と交渉中という話の答弁だったと思うのですが、それは指導があったから、定期昇給、東京都がやっているから、でも26市はどこもやってないのだよね。その辺のことというのは全然考えにないわけ。そのことをきちんと念頭において交渉でないと、26市と比べた場合には随分差が出てくるなという気があるので、それは私、これ以上言うことではないかもしれませんけれども、そのことも、26市で我が市だけがやっているということの重みはきちんと受けとめてやっていただきたいなという気はいたします。  それから、退職金の関係なのですが、議員は1銭ももらえませんから、人がもらったので楽しんでいますけれども、勧奨退職で54歳で3300万円、これは勧奨を、早く辞めれば辞めただけ率がよくなってくるということなのですね。退職金の額がことしの3月辞められた方は62.7カ月、来年の3月辞める人は60.95、再来年、17年になると59.2まで下がってきてしまうわけですよ。だからその59.2、再来年になってくると勧奨も同じ、普通退職も同じになってくるので、早く勧奨退職をしなければその意味は、辞めるときに額では意味はなくなってくるということの流れだと思うのですが、そこで勧奨の仕方は、今、50歳になると市長名でお知らせがあるということで、それは50になったとき1回だけですか。1回だけではすぐ忘れてしまうのだろうから、その辺のところはどのようになっておりますか。お願いをいたします。  それから、今の私の言った最高の限度額は、今の数字でいいですよね。この三年間の流れはね。  それで、その次に手当の関係で、特勤手当の説明をいただきました。153万2000円、そこで考えていただきたいというのは、本来業務になんで手当を出すのだろうかという部分があるのですよ、これは私の見解ですけれども。例えば税務手当で1日3時間以上市税、または保険税徴収、滞納処理に従事した者でしょう。だってこれは税務課は当然当たり前のことだよね。徴税、集めるなんていうのは。これはもういらないのではないの。それから、この動物の死体処理なんて、これはだれだってやりたくないですよ。だから、こういうのはやはり残さなくてはいけない。衛生現業手当、リサイクルセンターのごみ処理に直接従事したり、公園のトイレとかと、これも3時間以上500円、ある種これもそんなに当然だといえば当然だと思うのです。それからその下の家庭訪問手当、ケースワーカーが業務及びその指導、監督に当たる者並びに保健士の業務に当たる者って、だってケースワーカーって表へ行ってやるのって当たり前の仕事でしょう。それが月3500円もらって、全体で78万2000円も占めている。まさにこれは本来業務、本来業務を当たり前にやって、手当をもらえるというのはちょっと疑問があります。それから行旅人の関係もゼロで、園外保育、1日1時間以上勤務した者に限って日額300円で、園外保育っていったって、子供を連れて表へ行ってなんで300円1時間にもらわなくてはいけないの。これは10万9200円。だって園の当たり前の仕事でしょう、こんなの。そう思いませんか。消毒の関係、それから未納金徴収手当、使用料等の未納金の徴収に従事した者、これも1日3時間以上で日額300円で6万2700円、これだって本来業務だよ。それから運転手の手当、運転手150メートル以上従事したとき、だって運転手というのは運転するために来ているわけでしょう、それで1万9800円。それから夜間緊急出動、これはそういうことにして、どうですか。今言ったところの検討をしていただきたいと私は思うのですよ。本来業務だと私は思うので、そうでないというのならそうでない説明をしていただいて、どういうふうに考えるのか、これはだれかな。市長かな。助役かな。担当部長でもいいけれども、やはり私はそうではないかと思うの。これは直して随分経つのよ、前に。それでこれだけ残っているわけだから、ぜひその辺の見解をお願いいたします。  それから、名刺の関係で、桜が34、文化の森が24、大体残るのが残ったよね。今の話でいくとこれは今年中にはけてしまうの、本当に。冗談だろう。私は必ず表に行くときにはもう福生を宣伝するために七夕の名刺、もう今回すぐ「タッケー君」もつくって持って回っています。これは職員の皆さんはどのぐらい利用なさっておられますか。わからない。  これは気持ちの問題なのですよ。表に行くときはいつも我がまちをPRしようという気持ちがあるかないかの違いなのです。私は必ず行くときには、市外は全部絵入り名刺にしていますけれども、職員だってこれはやらくてはいけないと思うのよ。そこらへはどうなの。やってきたの。やる気があるの。やってきたか、やるか、そのところね。ちょっとお願いいたします。  やはりもうそろそろ違うのを、自信を持っていけるのをつくってよ。玉川上水なんか結構人気があって早くなくなってしまったのだけれども、これは広報の仕事かな、いいのを探すのは。なるべく早めにつくっていただきたいと思います。その辺の見解だけお願いします。  放送施設の関係、66ページの関係は、これは局長でいいのかな。見積りを取った同じ業者かどうかなのだ。これは正式に見積りを取ったのではないにしても。  それから、年に2回の保守点検の内容をもうちょっと詳しく、どういう形の点検をしているのか、お願いをいたします。  それから、空気清浄機の関係は大きなお世話なのですけれども、12台を3回なのだけれども、随分これはあれではない。すごく使っているところと差があるのではない。2階なんていうのはだってあそこは年に3回ぐらいでは、1週間に1回ぐらいやらなければいけないのではないの、あそこなんかは、どんどんどんどん。だからそういう形でやってないの。利用頻度に応じて必要ではないのと思うのだけれども、私はなくてもいいと思っているからどうでもいいのだけれども、やはり実態に合わせた点検でないといけないのではないかと思うので、その辺実情をお願いいたします。  それから、三菱のトラック、結構あったね。こんなに17台もあって。  それでリコールに該当した車は何台あったの。そこをもうちょっと詳しく話してくれる。消防車なんかリコールにならなかったよね。そのリコール対象車がどのぐらいあったかをもう一度お願いいたします。  それから、検査システムはいいですね。  それで契約の関係は、前年よりは平均では少し上がったと。そうすると、現状では時間をずらして文書配付をしているのだよね。だから、そこで表に待っているのがいるのだよ、朝から1日。らしき人がいるときがあるよ。あれっと思うときが。エンジンもかけっぱなしだったりして、困るのです。だからずらすと、例えば郵送だとか、郵便局止めにするとかいろいろ方法はあるのよ。でもことしは残り少なくなってしまって、来年度からは新システムをということだけれども、この時点で見積書の内訳の提出というのは、これは16年度からだよね。15年から。そうすると、この見積りの内訳の提出というのは、落札した業者ではなくて入札する業者全員が内訳書をつけるの。そこのところだけちょっとお願いいたします。これは次に期待するしかない。  次は、市民標準葬儀制度の関係なのですが、なかなか広報の1面でというわけにもいきにくいわね。だけど本当に知らない人が多いのですよ。だから先ほどの石川課長の話ではホームページに載せるということで、窓口にパンフを置くということ、やはりなるべくPRはした方が、市民のためになるし、いい制度なのですからぜひ、答えはいりませんので、なるべくPRの方法を考えてください。  以上です。ですから質問は何点にもなっていないのですけれども、お願いします。 56 ◯吉沢部長 それでは、私の方から特殊勤務手当につきまして答弁をさせていただきます。特殊勤務手当につきましては、59年の1月現在では24種類ございました。その後精査をさせていただきまして、63年の4月から15種類になってございます。その後でございますけれども、平成12年4月以降でございますけれども、現在の14種類の特殊勤務手当てを支給をいたしてございます。  特殊勤務手当につきましては、いわゆる職務上の危険、あるいは不快に該当する職務につきまして1回、あるいは日額ということで現在は至急している状況がございます。  時代の背景がございますけれども、東京都におきましても水道の収納という、集金といった面では廃止の提案をしている状況がございますし、また各市の状況におきましても特殊勤務手当につきましては削減と申しますか、大分種類を縮小していると、こんな状況があるかと思いますので、大分経過もしてございますので、それらの状況を踏まえまして少し内部で検討させていただければと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 57 ◯坂本(勝)課長 勧奨の関係でございます。勧奨に対する通知書といいますか、お知らせですか。これは50歳になりますと1回行いまして、1回ということになっておりますけれども、この通知につきましては市長から一職員に出しているということでございまして、市長から一職員に出す文書というのはなかなかございませんので、また市長の公印を押しまして、一人一人割り印を取りまして、渡してありますので、職員につきましてはその制度の周知はできているかなと、内容の周知はまだいっているかどうかわかりませんけれども、こういったものがありますよということは承知をしているのではないかと、そんなふうに考えているところでございます。 58 ◯村野課長 議場の放送設備の保守点検委託でございますけれども、見積りを取った業者と保守委託をしている業者は同様の業者でございます。  また、どのような点検をしているかということでございますけれども、議場につきましては記録をパソコン等で管理するような形になっておりますので、そんな、ただ単に音が出るか出ないかではなくて、パソコンを通しての管理ということで、パソコンの方からの保守点検ということも行っておりますので、よろしくお願いします。  それと、三菱の関係でございます。リコールの対象になったのが、小型貨物が7台のうちの4台、トラックが1台、あと消防ポンプ車2台と起震車1台についてもリコール、計8台がリコール対象ということになっております。  空気清浄機の関係でございます。確かに頻繁にやらなくてはいけないところがあります。またそうでないところもありますので、その辺は随時見ながら、その回数の中で行っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
    59 ◯常山課長 それでは、入札の際の積算内訳書の提出の件でございますが、これは15年度から実施をいたしておりまして、内容といたしましては、事前公表案件につきまして予定価格に対する落札価格の比率、落札比率が15年度のときは95%、それを16年度では93%に引き上げておりますが、もしこれを上回った場合には、当該落札業者が参加する次回の事前公表案件の入札では、すべての参加業者から積算内訳書を提出させると、こういったことを事前に図書配付の際に業者に周知をしているところでございまして、これが効果がございまして、結果的には落札率が95%、あるいは93%を下回っているということでございますので、まだ積算内訳書を提出させたという実績はございません。 60 ◯森田課長 タッケー名刺の関係で地域振興課の方から御答弁させていただきます。  名刺につきましては今回100箱つくりまして、市長、助役を初め議会の方でも議長さん初め数名の議員さんの方から御利用いただきまして、現在、約30箱はけております。よろしくお願いします。 61 ◯小野沢委員 職員の手当は、特勤手当は今の答弁でこれから考えるということですので、新年度予算に間に合うために決算を今やっているのだから、新年度予算に間に合うように、お得意のプロジェクトチームでもつくっていただいて、早急に結論を出していただきたいと思いますけれども、いかがですかね。期限に決めるのは困るというかどうか、期限を決めないとずるずるいってしまうのですよ。だから、新年度予算に間に合わせるように努力をするかしないか、イエスかノーだけお願いします。  それから、三菱自動車の関係なのですが、消防車までこれに当たってしまって、リコールしたのだろうと、リコールでもう全部すべて直って、安心の状況にあるのだろうと思うけれども、やはり三菱自動車という会社そのものが世間から随分、これはやはり悪い会社ですよ。どんどんどんどん情報は後出しで、まだこれから出てくるでしょう、隠しているのが。なおかつ裁判が始まって社長は悪くないと言っていると、現実に人が死んでいるのに、なおかつ悪くないと言っていると、これはやはり社会的制裁を受けるべき会社ですよ。  町田市なんかは契約したバスを取り消したりしていますので、やはり我が市も買うに当たってはやはりそこら辺の、ある程度の期間はきちんとこういう世の中の流れを見据えた上で、公金を使うわけだから、対応していただきたいと思いますけれども、これは思いますというところだけにしておきましょうか。ぜひそういうことを踏まえて、車を購入するときは対応していただきたいと思います。  一応それで、質問は二つあったかな、一つあったかな。それだけ質問して終わります。ありがとうございました。 62 ◯吉沢部長 特殊勤務手当の関係でございますけれども、努力してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。 63 ◯田村(正)委員長 それでは、1時まで休憩いたします。       午前11時53分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後0時58分 開議 64 ◯加藤副委員長 それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。 65 ◯青海委員 それでは、何点か質問させていただきます。他の委員さんの質問と重複するところもあろうかと思いますが、よろしくお願いをしたいと思います。  初めに、決算書74ページ、事務報告書の23ページになりますか、文書管理システムが備考の上のところに、14年度で488万円で、15年度、本年度が622万円と、こう2年間で1000万円強上がっておりまして、昨年この項目につきまして質問をいたしました。詳細は昨年の会議録を見てもらえばわかりますが、そのときに担当部長の方から次年度は極力効果を数字でもって説明できるようにしたいということでございましたので、今年度この文書管理プログラムシステムを2カ年にわたって約1000万円を超える金額でございますが、具体的にどのような効果が出たのか、職員が減ったとか、残業か何時間なくなったとか、印刷代が幾ら減ったとか、具体的に数字でお答えいただきたいと、このように思っております。よろしくお願いいたします。  2点目が決算書80ページの、先ほどもちょっと話題に出ましたが、政策課題別チーム、いわゆるプロジェクトのことでございます。49万円ですね。このことなのですが、事務報告書で80ページ、事務報告書も80ページかな。プロジェクトが動いて、そんなにも、プロジェクトですから、研究、調整するところなので直接的には出てこないかもしれませんが、事務報告書80ページですね。相当積極的に活動をされたということでございますので、本決算に何らかの形で貢献できた部分、有形無形あるでしょうが、ございましたらお知らせください。  続いて、3点目は決算書81ページから84ページですね。電子計算機費、ここで聞かないとどこで聞くのかということがございますので、先ほど中森委員の方からも質問がありまして、そこで終わったので、その後続きを聞きたいのですが、先ほどの答弁では3億何千万円かかけて、14年でも3億3000万円とかで、2年間で6億7000万円ぐらいですか、基盤整備ができたと、そういう意味からいくと、あとはホームページ一つとってみても、先ほどの答弁ですと、現場のそれぞれの担当者が熱心に考えることが問われていると、各担当がインフラ整備をどう使い切っていくかということであるというようなお話もございました。  まだまだいろいろな予約だとかいろいろな施設の空き情報等についてはまだ課題が残っているような旨でございますが、ここの部分の、何回もこの件は申し上げているのですが、この3億何千万円というお金がまた多分16年度も似たりよったりで出ると思うのですが、3年間で10億円というと相当な金額になります。  ここで問われるのは、いただいている資料を見てもわかるのですが、聞きたいことは、この3億円をずっと毎年使っていてどのぐらいの効果が上がるようになってきたのか、基盤整備という面ではわかりました。ある程度見えてきたかなと、これが市民サービスとどうつながってくるための基盤の整備なのか、御説明できたらお願いしたい、このように思っております。  先ほどの答弁で話題に出たホームページでございますが、資料のページでいうと19ページ、資料ナンバーでいうと12になるのですが、A3の横の大きなやつがありますが、この中からホームページというところをずっと拾っていきますと相当な金額になります。確かによくできるようになってきました。でも詳細を見ますと、各課で行うホームページの一つのコンテンツを上げるとすると、大体20万円ぐらいの金がかかるわけですよ。本当にそんなにかかるのかなと、これはもちろんプロに委託してプログラムを組むからそうなるのだろうなと思うのだけれども、いつも卑近な例をあげて恐縮なのですが、私は「ホームページビルダー」というIBMのものを使っていますが、これは8000円ぐらいのものです。それで自分で自由勝手に、好き勝手にコンテンツを広げて何して、毎日更新して、お金はかからない。イニシャルコスト8000円ですよ。もちろん人件費がかかるとしても、一つの部で、あるいは課でホームページを載せますと言ったところでそんなにかかるというものは、これはどういう発想を持たれているのかということをお聞きをしたい。こんなに金のかかるホームページは見たことも聞いたこともありませんので、その辺の見解をお聞かせください。  それと、今は大きく3億4000万円とか、3年間で10億円という話をしましたが、細かく1点だけ、84ページの電子計算機費の一番最後、備考14電算機借上料75万5000円というのがホームページ推進事業費の中に入っておりますが、これの説明を少ししていただけますか。  きのうの歳出全般でお聞きしたときだったですかね。大体平均17万円前後ぐらいと非常に明快な答弁が出て、よくなってきたなと、はっきりとしだしたなということでございますが、この単体での75万5160円の内訳をお聞きをしたい。要するに通常のノートパソコンとサーバーがついているのか、去年が37万円ぐらいの、去年30万8000円だ。それで高いなということでお話を聞いたらば、いや実は議会事務局にあるノートパソコンと電算のところにあるサーバーの値段ですよということで、そうですかと言ったのですが、今回の部分はどんなところに使われるものでございましょうかというところです。  さて続いて、次に88ページ、諸費のところの行政事務関係費並びに町会等関係費でございまして、約6600万円、88と90ページのお金が毎年使われております。本年度も地域活性化交付金というので995万円も使われておりますが、町会長さんを初め町会の役員さんが頑張って、どちらの地域でも頑張っているというのは多いに評価をしております。  しかしながら、毎回出していただいて決算資料の中の「町会・自治会加入比較」資料No.16、27ページを見ますと、平均をとると50%、かろうじて50.01%。通常ですと町会、あるいは自治会というのはいろいろな意味で地域力、地域の力をあらわします。よく教育でも地域と家庭と学校という場合の地域をあらわす代表的な組織でございますが、これが半分の加入率となると、これは代表しているとは言えなくなってくるのではないかと。例えば一人一人どこにどんなお年寄りがいらっしゃるかどうかにしましても、もしかしましたら今社協、あるいは市内4カ所で行われております福祉の関係の在宅支援センターの方がよほど細かく抑えているのではないかと思えるくらいでございます。  地域による差もあるでしょうが、その6600万円に対して、努力はしていただいているのですが、なかなか加入率が上がってこない。もちろんコミュニティとして地域防災だとか、あるいは高齢者の見守りだけではないわけではありますが、このお金の使い方、あるいは加入率が年々低下していることに対して15年度、担当部署は町会長さん、あるいは町会の担当の方とどのような話をされて、どう取り組まれているのか、そしてどのようにしようとされているのかをお伺いをしていきたい、このように思います。  次に、これが最後です。102ページ、戸籍住民基本台帳費のところですが、102ページの下の方、備考の8、緊急地域雇用創出特別事業費1071万円、これはSEのコストでございます。毎回聞きますが、なんで例年これは緊急地域雇用創出特別事業にもかかわらず、これは毎年同じメニューなのでしょうか。毎回SE、本来であるとこの1000万円というお金はまさに地域の雇用創出ということでありますが、このSEの方は市内在住でしょうか、どうでしょうか、お聞きするのと同時に、なぜ同じメニューが毎回並んでくるのか、不思議でならない。SEでならなければいけない理由について明確な答弁をお願いをいたします。  この件は後にまた衛生費のところで出てくるので、それはまた違った角度で聞きますが、とりあえずこの緊急雇用、この欄ではこの事業費がなんで例年SEでなければならないのかということをお聞きをしたいと思います。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 66 ◯野島課長 政策課題別チームの関係でございますが、大変難しい御質問で、私もこの数字がそうだということが明確にわかっておれば、簡単明瞭な答弁ができるのでございますが、先ほども御説明申し上げましたが、この10の政策課題、こちらについてプロジェクトチームをつくり研究、検討した結果、それぞれの課題の解決に向けて順調に推進していると、これがひとつの成果であるというようなお話をさせていただきました。  それと同時に、延べで103人の職員がかかわっておりまして、若い職員もおるわけでございます。通常縦割り行政ですとなかなか他の部署の関係の問題、これら総合的な問題についてはなかなか意見も述べられないというような場合もございますが、このプロジェクトチームに入ることによって福生市全体の政策課題について自分の考え、あるいは研究ができると、そういうようなことで、一人一人の職員の資質が大分向上しているのではないかと、これは金額に変えられない大切なことではないかと考えております。ましてやこの支出の49万99円よりは効果があったと、そのように考えております。 67 ◯坂本(勝)課長 決算書74ページの上段の文書管理費の支出関係でございます。具体的に数字をもってというふうなことでございますが、そういったものもありますけれども、そういったものであらわせないようなものもありますので、お許しをいただきたいと、そんなふうに思います。  まず、三つほどあるではないかというふうに思っております。一つ目は事務の効率化及び人件費の削減ということでございまして、いわゆる従来から印刷されました起案用紙、それに案件、内容を記入するといったいわゆる紙ベースのマニュアル処理からパソコン装置により起案収受の鏡文を作成印刷する処理に変わったことによりまして事務時間の短縮を図ることができたというようなことでございます。  それから、一度文書管理システムに登録した内容につきましては流用、いわゆるコピーすることが可能なために、起案等を起こす際には、同様な起案でしたら初めから入力せずにコピー、いわゆる流用の方式が可能になったということでございます。  そういったことで、事務時間の短縮というふうに申し上げましたけれども、この時間に要する事務時間、これがなかなか把握が難しいものですから、ここで幾らというふうには申し上げられないわけでございまして、それから従来の収受、起案、発番の管理につきましては、文書係において集中管理をしておりました。収受番号、起案番号は文書係の職員により付番、管理されておりましたので、今後文書管理システムの導入によりまして各課、係において収受、起案を作業することによりまして、番号管理についてはそれぞれの担当係がするということでございまして、文書係が集中管理していた当時の4人から3人に職員を削減をいたしました。  この関係につきましては、1人、職員の平均給与が、給与といいますか、人件費というふうに申し上げますけれども、937万円でございます。それから15年度の決算で委託料が3件、借上料が1件、計4件の合計が622万7760円でございますので、差し引きいたしますと314万2240円が1人分の人件費を減にした純然たる影響額というふうになろうかと思います。  ちなみに、16年度以降、今年度以降につきましては指導委託、そういったものが減少になることから、その差が大きくなりまして、507万7000円というふうに影響額がなるかというふうに思っております。それが一つ目の事務の効率化、あるいは人件費の削減の効果でございます。  二つ目といたしまして、情報資産の管理及び情報公開制度の支援が可能になったということでございます。システムの導入によりまして、各課、係におきまして文書情報を入力することによりまして、その情報はシステムに保存、登録されることになります。その内容につきましては、情報資産を管理することが目録上可能になり、どんな文書を通知したかなどがシステムを検索することによりましてわかるようになりました。そういったことによりまして、文書情報について迅速に当該文書を検索することが可能になったために、情報公開請求に合った場合に対応が迅速になったということがあります。  それから三つ目といたしまして、電子自治体における庁内内部事務の基礎システム、そういったものが可能になりました。このシステムにつきましては、電子自治体の根幹となるものといたしまして、福生市のIT推進計画にも位置づけられておりまして、電子化された文書内容につきましては、保存登録できる機能を有していることから、LGWAN文書などの電子文書の受け皿としてのシステムとして機能が期待されるということでございまして、今後電子決裁等IT化の基盤となり得るというようなシステムでございまして、この辺につきましても具体的な数値、そういったものにつきましてはなかなか出ないというふうに思っております。  それから、印刷代、例えば起案用紙の印刷代、それからあるいは超過勤務でどの程度の削減かというふうなことにつきましては、なかなかとらえ方が難しいわけでございまして、現在のところ明確な数字、そういったものも用意してない状況でございます。よろしくお願いを申し上げます。 68 ◯戸室課長 まず第1点目、決算書の81ページからの電子計算機費を含めての電算関連経費について、3億4000万円余りかけてということについてでございます。  これは当然、先ほどは昨年度のことについて絞ってお話させていただきましたが、当然今までの、先ほどの話の続きでいえば83%は経常的な経費でございます。  これの代表的な例として一つ、例えば市民サービスの根幹をなす住基、税、相互システムでございますが、このシステムは昭和61年8月に導入いたしました。当時、人口の増加、移動処理の増加、電算での処理が委託処理であったため、入力データの反映に1カ月のタイムラグが生じ、先が見えない状況にありました。  これらの諸課題を解決し、住基情報の電算化及び税、国保等住民情報の一元管理による効率化を目指して住基、税相互システムの導入を実現いたしました。住民関連業務は住民情報を正確に把握することが基本であり、乳幼児から高齢者に至るまでのさまざまな市民のための業務が、導入から20年経った現在ではこのシステムなしには考えられないところまで多様化、複雑化してきております。また、法改正等による業務の変更が電算処理を行っていることを前提となって進められている現状も一方であります。  こういったシステムがここでいう電子計算機管理費でございますので、そういった面、また例えば図書館につきましては、例えば図書館システムにつきましても中央図書館開館以来貸し出し業務等対応できず、5人のパートタイマーを必要としておりました。昭和58年6月に図書館システムを導入することにより貸し出し業務、図書館目録の管理、リクエストの処理、1人当たりの貸し出し冊数の3冊から5冊への増加、開館日時の拡大等実現することがこのシステムによって可能なものになっております。  また、ちょっと補足の説明になりますが、この間、特に大きな経費をかけて、3億数千万円の構成をしているもので、目立ったものでいいますと、平成10年度から12年度にかけて戸籍総合システムで8971万9000円かかっております。また住基ネットの関連で13年度、14年度、15年度で、3カ年で4605万2000円かかっております。それからGIS関係で土木、都市計画で、13年度、14年度で3989万3000円、約4000万円かかっております。こういったもろもろの経費がこの3億4000万円ということになっております。そんなことで御理解いただければというふうに思っております。  それから、決算書84ページ、中ほどの下の方、ホームページ推進事業費の一番下の電算機借上料75万5160円、これの中味ということでございますが、これは三つの構成要素からなっております。一つは、先ほど来お話しているのですが、庁内にホームページのコンテンツの中味の管理用のサーバーを置いてホームページを昨年度から運用しております。これの経費が6カ月分で56万6370円でございます。それから、利用者が直接アクセスするインターネットのホームページの公開サーバーの借上料、2番目、これが、先ほどの庁内の管理用サーバーは6カ月分です。そして、これにつきましては利用者がアクセスする、直接皆さん方が自分のパソコンからアクセスするホームページの公開用のサーバーを、実際にはHOYAサービスというところに設置された機材を借りていまして、これが初期設定料と、あと2カ月分で10万5000円でございます。それから今いったような形で、三つ目がインターネットメール及びホームページ更新のためのインターネット回線に必要な通信回線機器、今言ったところのやりとりをするための通信回線機器の借上料として3カ月分で8万3790円、合計75万5160円で構成されております。  ちなみに、その機材でございますが、庁内にある機材につきましては外部メールサーバーとルーターとADSLのモデムとファイヤーオール、そういったもので構成されております。  それから、102ページの電算技術支援委託の中の部分で、電算技術支援委託になぜSEが必要なのかということでございます。現在お願いしている内容でございますが、まず一つは住民基本台帳ネットワークシステム、これを構成しているものがコミュニケーションサーバーとそのクライアント、ファイヤーオール、そして住基連携サーバーといったものでございますが、これのサポート、そしてもう一つが住民基本台帳システム等の機器に関する障害及び運用サポート、ネットワーク接続状態の常時監視、そしてさらに基幹業務システム運用障害対応等の技術支援でございます。そういったことをやっていただいております。  少し具体的にお話しますと、住基ネットサポートの内容でございますが、住民基本台帳ネットワークシステムは全国の住民情報を管理するため、高度なセキュリティを必要とするため、総務省から常に最新のセキュリティ対策を求められております。通常のインターネットに接続されたパソコンではマイクロソフト社のウインドウズのセキュリティ採択を自動的に反映させることが可能ですが、住民基本台帳ネットワークは全国の自治体のみで構成された閉じたネットワークであるため、自動的にセキュリティ対策を行うことができません。セキュリティ対策の指示は総務省を通じて頻繁に送られてきますが、サーバーやクライアントに対する作業はすべて手作業による対応となっております。この作業は技術的に高度であるため、SEクラスのスキルを持っている常駐職員にお願いしている次第です。  もう1点、基幹情報系システムのサポートでSE作業の部分でございますが、福生市では市民課の住民情報システムを中心に多くを日本電子計算機製のシステムで運用しております。朝一番の作業として、電算室に設置された多数のサーバーの起動状態の確認、前日、夜間に行われたデータバックアップの確認等の作業があります。市民課で住基の移動が発生しますと、これに付随して周辺の各システムに反映させる処理を行っておりますが、日中はこれの常時監視のほか、各課が行うシステムの操作に関する障害対応や、一括処理等のサポートが主な業務となっております。夕方には住基の移動情報を住基ネットに反映させる処理等がございまして、こういったことをお願いしている現状でございます。 69 ◯宮田課長 決算書87ページ、88ページの行政事務関係費、89ページ、90ページの町会等関係費及び決算特別委員会で御配付いたしました資料No.16についてでございます。  まず、町会加入率でございますが、御指摘のとおり15年度におきましては50.01%の加入率、前年度比で1.69%下がっているわけでございますけれども、年々下降しているということは間違いございませんが、昭和61年には73.64%の加入率がありまして、それ以降年々減っているわけでございます。  61年の加入世帯を見ますと、1万3801世帯ございまして、15年度におきましては1万3667世帯でございますので、実質的には471世帯が増加しているわけでございます。  しかしながら、新たに転入されてこられた世帯が非常に多く、大部分が数字上は加入されていないと、そういった実態があるわけでございます。そして、この61年以降の転入者の特徴といたしましては、これは断定できませんけれども、ちょうど集合住宅の大型化のものが市内にたくさん出始めたというころでありまして、以後、特に若年層の方が市内に住まわれていると、また単身の方も多いと、そういったところから町会の加入状況が極端に61年以降下がったと、一つの要因としては考えられるところでございます。  そういった実態に対しまして、各町会では地域活性化交付金によりまして活性化事業、その他工夫を凝らしているわけでございますけれども、昨年度におきましては、町会長さんが15年度に任期替えになりまして、15、16年の新たな執行部ができました。  その中では、昨年度、新たな34の町会の町会長さん、自治会長さんとお話いたしまして、こういったお願いをしております。町会、自治会の直面するさまざまな問題を検討するために、町会、自治会活性化問題検討部会を町会長協議会に設置していただきまして、研究していただきたいと、こういった申し入れを事務局の方から行いまして、その検討部会での検討する内容、目的、そういったものを詰めさせていただきまして、その検討部会を立ち上げたわけでございます。  以降、この検討部会は10人の町会長さん、自治会長さんでさまざまな場面の町内会の課題、そういったものを検討いただきまして、今年度が任期の最終年度でありますので、これですべてが検討し尽くすということではございませんので、任期2年以内にできました成果は報告書にまとめましょうと、またそれ以降はその任期ごとに新たな執行部の方に検討部会を引き継いでいただきまして、検討を続行していただくと、そういった計画になってございます。  実際に加入率が下がった段階でどのような対処をしたかということでございますが、町会におかれましては活性化事業の活発化によりまして未加入の方にPRする、アピールする、そういったことももちろん行いましたけれども、町会長協議会独自にパンフレットをつくりまして、昨年には集中的に未加入者の世帯に、市内一斉にパンフレットを配って加入促進をしたというようなこともございます。  また、市といたしましては市民課にお願いいたしまして、転入者の方に転入した住所がどこの町会なのだということが早見でわかるような表、またその町会に加入していただける手続き等を説明したものを、市民課にお願いしまして配っていただいております。また、新たに始まりましたホームページでもコンテンツの中に入れまして、積極的なPRを図っているところでございます。  また、今後でございますけれども、町会長協議会といたしましてはその検討部会の中でさまざまな方策を練って、町会加入率を上げる、また地域の活性化に努めるということもございます。  一方、市といたしましては、そういった検討部会での成果も活用させていただきますけれども、現在、実際50.01%以外の方、49%の方がその実態というものをまだ把握していないわけでございまして、その49%の方がいかなる理由で町会に入らないのか、そういったところも今後検討、研究を進める準備をしているところでございます。  また、町内会、町会、自治会に代わるテーマ型コミュニティというものも最近はたくさんできてございます。そういったテーマ型コミュニティの方々、団体の方々とは協働という観点で地域のさまざまな課題に取り組んでいただけるような場をつくろうということで今動いておりますけれども、その場の設定だけではなくて、町会、自治会とそういったテーマ型コミュニティの皆さんとが一つの新たなコミュニティ、地域社会ができるような方策はないかと、そのような検討も担当課ではこれから進めるというところでございますので、御理解をよろしくお願いいたします。 70 ◯戸室課長 先ほど決算書102ページの電算技術支援委託のSEのところで、在住の方かどうかということでしたが、在住の方ではございません。  それと、先ほどの中での答弁漏れの部分でございますが、決算書84ページの中のホームページについて、どんな発想を持ってやっているのか、またそれぞれこんなにお金がかかるものかというようなことの部分でございますが、私どもの考え方も全く青海委員さんと同じで、各課ごとにそういった形で委託料を組んで、何箇所、多くのところでそういう形でやっていることを、今後ホームページがどんどん情報量がふえていけばとてもそういうことはできないだろうというふうに思っておりまして、今年度はそういうふうな経費を持っておりません。  基本的な考え方について言いますと、まず昨年度、年度当初の計画ではホームページは自庁内にサーバーを設置し、各課のホームページ・ビルダー等のホームページを作成ソフトを利用して、独自に作成したコンテンツを直接更新するようなことを考えていたわけですけれども、先ほど青海委員さん自身がおっしゃられましたように、私どもの職員がホームページ・ビルダー等の作成ソフトを使いこなせるように、各課の職員がスキルアップすることは当面とてもなかなか困難ではないかというふうに判断いたしまして、また自庁内にホームページサーバーを設置することは、改ざんや外部からの不正侵入等の防止、高度な維持、セキュリティの関係から、先ほど言いましたようなポスティングという形でHOYAサービスに頼んだと、実際にはホームページのコンテンツ作成を支援するシステムを導入して、各課の職員が比較的簡単に文書や画像を入れればホームページの入力や更新ができるようなシステムを今つくって、それを各課の担当者に今研修、操作指導を行っているというようなところでございます。  したがいまして、この間話が出ていますように、ホームページのそういったものよりもう少し高度な工夫を要する、例えばアンケートを取るとか、さまざまな工夫をするものについては今後どこまでできるか、どういうふうな形でやっていくかということにはなりますが、基本的な考え方は何かということであれば、やはり各課でやれるように、私どもと広報の担当の方たちで協力して、できるだけそういう形で、経費をかけないで各課のホームページのコンテンツを充実していけるような方向で進めたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 71 ◯青海委員 ありがとうございました。どうしてもうまくかみ合わない部分もありますが、初めから。  文書管理システム、ありがとうございました。職員が1人減ることができた、大きな成果でございます。すばらしいことです。ですが、これは要は事務の仕事が短縮したとか、あるいは云々というよりも、どっちかというと文書係が集中管理した仕事のやり方を変えたという副産物みたいなものだよね、どっちかというとね。───というふうに感じているのね。しかしながら、よかったですね。  それで確認したいのですが、昨年が488万円、15年度が622万円、予算を見ればわかるのですが、16年度がどれぐらいになるかを含めて、毎年人件費、そういうものがういているということはありがたいことだけれども、大体どれぐらいの形で、さっきの話だと500万円ぐらいは削減効果が出るのではないかというお話ですが、最終的なランディングコストが年間何万ぐらいでおさまるものなのか、その辺のところだけ教えてください。それでここは結構でございます。  続いて政策課題別チームの運営、すばらしい答弁だったですね。そうですか。延べ103人の職員の方が、縦割りでなく横断的な仕事をすることによって、金額に代えられない資質の向上が図られたということでございますが、多いに期待をいたします。であればなおさら、この政策課題別チームの、一般質問等でも言いましたけれども、具体的に何をどう立ち上げてどうなったのだというしっかりとした、これは一種のQCみたいなものですから、テーマをやって動かして、期間を決めて動かしてやるのであれば、管理のサイクルをしっかり回してもらいたいのですね。そうして定期的に決算なり何なりのときにこうなりましたと、こういう形で報告をしていただきたいと。ですから、事務報告の80ページに研究、検討状況まで書かれていますから、そこのついでにこの後に、それでこうなったのだと、こういう結論が出されたとかというところまでやっていただけると非常にわかりやすいと。  多いにこのプロジェクトに、政策課題別チームに入ってないと時代に乗り遅れるぞというぐらいのひとつの研修、職員の資質向上のための手段として使っていただければと、このように思っております。  でも余りいろいろなところで質問しても、金額に置き換わらないとか、数字で出ないということばかりだと、一体何をやっているのだと、そういうことになりますので、なるべくこれはこうなったのだということにしていただければと思います。  84ページの全体の件、3億何千万円の件は何遍聞いても、これ以上やってももうにっちもさっちもいかないだろうと思うので、一つ確認させてください。経常的経費が8割ぐらいだということなので、何やかんや新しい新規のことをこれからも基盤整備等でやっていくということになりますと、電子自治体を目指して将来電子入札、あるいはもろもろのことをやっていくとなりますと、やはり年々3億何がしのお金を使いながらやっていくという膨大な事業であるという認識でいいのかどうか、その辺のことをお聞きしたいです。  それと、ホームページの推進事業の電算機借り上げ、これは75万円ではおさまらないということだよね。庁内のコンテンツサーバーが半年で56万円でしょう。そうすると年間に置き返ると112万円ということだよね。それで利用者の公開するための借り上げ用で、HOYAサービスに預けたので2カ月で10万円だから年間で60万円ということでしょう。それでインターネットにしても3カ月で8万3000円なら25万円、年間約200万円、電算機借上料年間約200万円も本当にかからないと、そのほかに作成する委託料がかかるのだよ。これは機械代だけだよ、全部ね。そんなに高いものなのですかということでございます。年間約197万円かかるのだという私の計算が合っているかどうかだけお聞きをします。  それで、来年の質問を予約しておきますけれども、来年ぜひともこれの内訳を出してもらいたいのです。随契しているのだろうから、どんな機種で、今聞いてももう意味がわからなくなってしまうから、どういう理由でこの機種選定をして、どういう理由でこのサーバーを選んで、その価格は市場価格と比べてどうなのかと、どう見てもね、全体の3億何千万円をやるともう意味不明になってしまうので、1点集中全面展開で質問していきたいと、こう思うので、16年度の決算のときに必ず聞くから、頼みますよ、そこだけ。  あと町会費の関係、町会の関係でございます。今、検討部会等も開いていただいて、いろいろな角度から検討していただいているということでございます。34町会、本来ですと高い加入率であればいろいろな形でその組織を使って環境問題、あるいは地域の防災の問題、あるいは高齢者の見守りだとかを含めましてうまく動いていくわけです。  ですから今、この後多分衛生費の当たりで出てくるでありましょう分別にしましても、大阪の河内市では町会の加入率が全体で9割近い、そうすると市の方からお願いするとそれがすとんと下まで、単独の世帯まで落ちていく、地域力の強いところというのは24分別ぐらいまでやって何の苦情も出てこないというぐらいまで徹底されるというようなこともあり得るわけで、やはり地域の力をどれだけつけるかという意味合いでは、町会のこの部分はとても大事なところであります。  これが50%、50.01%でありますが、40台になってしまいますと本来の力が、ある程度の分岐点を超えますとがくっと力がなえるのが組織の常でありますので、そういうことのないように、御担当の方はじっくりと地域の方と連携をとっていただきながら問題点の洗い出し、あるいは新しく来られた方、転入の際にどんな話をすればいいかどうかも含めまして、あらゆる手立てをやって、本当に町会ということが市民の方にとって大事なのだという認識、あるいはそういう、あっさすがだなという活動もしていただきたいし、認識も持っていただきたいと思いますので、各段の努力をしていただきたいというのがこの決算を通して見た感想でございます。これについては答弁はいりません。  最後に、緊急地域雇用創出特別事業費、これは今、戸室課長からSEの仕事の内容を細かく聞きました。それだけ大事な仕事だというのはわかっています。私が聞いたのはそうではないので、何でSEを雇うのに緊急地域雇用創出特別事業費を使わなくてはいけないのということなのです。一般会計から持ってきてほかのところにだって、そんなに高い人を2人だったか3人だったか雇うよりも、もっと幅広く事業を見つけてやった方が地域の雇用につながるのではないかという、思っているから聞くのです。前回も同じようなことを聞いた。SEの仕事はわかりました。そういう必要なのもわかっている。なぜそれが緊急地域雇用創出特別事業費につながるか、同じメニューで毎年やるかということを聞いているのでありまして、これは戸室さんに答えてもらう筋ではないのかもしれないけれども、担当の緊急地域雇用創出特別事業を管轄するのは企画調整、野島さんかどうかしらないけれども、ひとつよろしくお願いします。 72 ◯坂本(勝)課長 文書管理システムの関係で、今後の年間コストという質問をいただきました。15年度決算によりますと、74ページにあるのですけれども、全部足しますと622万円ということでございまして、これが16年度になりますと、やはり74ページの上から3行目の文書管理システム運用支援委託料、これが378万円、これは15年度ですけれども、16年度の当初予算ではこれが151万円というふうに減ってきております。200万円近く減ってきてございますが、こういったことが減ってきますと、16年度には429万3000円というふうな年間コストになります。  それから、先ほど申し上げました支援委託、151万2000円という当初予算を組んでありますけれども、それがどんどん減ってくるのではないかというふうに予測してありますので、400万円が若干下回るのではないかと年間コストの動向を見ております。  ただし、先ほど効果の中で三つ目に申し上げました電子自治体への基礎システムというふうなことを申し上げました。今度は本格的にそういったシステムを入れるということになれば、これに対する経費がまた加算されるということになります。 73 ◯野崎部長 緊急地域雇用の関係でございます。この緊急地域雇用制度、この制度が創出をされ、取り組む時点では、例えばこの取り組む事業が新規事業であること、あるいはまたこの事業にかける人件費の割合等とこの緊急地域雇用に充当する事業につきましては、制限といいますか、そういった取り決めがあるような、そんな状況でございます。毎年度こういったことで、この該当事業を精査をしているところでございますが、こういった該当する必要な事業というようなことは最優先して充当させていただいているというような、そんな状況でございます。 74 ◯戸室課長 一つは3億何千万円について、今後もかかるものかということでございます。実際には先ほどお話しましたように例えば住基ネット、昨年度までそういう整備があったり、総合行政ネットワークシステムに参加するように、また支援費制度という制度があったり、今後につきましても介護福祉の制度の見直しが17年度予定されてるというようなお話もこの議会でもありまして、そういったことを考えますと、やはりそんなに極端に減っていくというふうには考えられないと思っております。ただ、現実にはそういうものの積み重ねが結果としてそういう数字になっているということでございます。  それから、あとホームページの経費ですが、今年度につきましてはこの事業を推進していくための電算機の保守委託料が年間で66万9000円、借上料が266万4000円になっております。  先ほど1年後の、来年の質問についてちゃんと今から把握しておくようにと言われましたので、一生懸命そういうふうにしたいと思います。 75 ◯青海委員 ありがとうございました。ということでございますので、今の電算の方の最後の3億何千万円、今後金額は別個としても、介護の見直し、あるいは支援費を含めてその都度その都度みんなシステム化しなくてはいけないということなわけですから、少しでも市民の代表である議員がわかりやすいようにしていただきたい。要は公平性、透明性をしっかりと確保していただきたいということであります。  資料も随分と丁寧につくっていただいたので、わかりやすくなっておりますが、この資料の鏡を見てもまだまだ、これはもう一遍システムをつくったからずっと入っていくのだということであるわけだけれども、3億4000万円のうちの実に半分以上が1社に集中しているわけですよ。それでそれが金額的には1400万円ほど減ったというもののほとんど動かない。件数も断トツの数字を示している。  やはりそういう意味からいくと、どうしても引きずらざるを得ないのはわかるけれども、一度どこかの時点で、そういう介護だとか支援費だとか大きなところが乗り越えた段階で、一度しっかりと棚卸といいますか、金をかけてでも、100万円、200万円かけてでも、うちはこんなトータルの仕組みを持っているのだけれども、これはもっと安くできないかと投げかけるぐらいの予算をぜひとも上げていただきたいということを今度の予算のときに言います。そんな気がしております。だから透明性をしっかりと確保していただきたいなというのがこの3億円に対する要望でございます。  それであとの件はわかりました。長くなってしまったので、終わります。ありがとうございました。 76 ◯松山委員 一つは64ページで、ここで退職金のことが出ていましたけれども、私がお聞きしたいのは市長を初めとして三役の退職金、これは今どういう規定になっておりまして、いつからこの規定が続いているか、その辺についてお聞きしておきたいと思います。  それから、68ページの庁用バス、ここに68ページの1番下に庁用バスの借上料というのが269万7975円、これまでは買い取っていたバスをこういうリース方式にしたのですけれども、こういうリース方式の方が利点があるのだろうからしたと思うので、その点でちょっとどれぐらいのお金の計算の上ではプラスになるのか、一生懸命課長が説明していたのだけれども、全然わからなかったのだけれども、よくわかるように御説明いただきたいというふうに思います。  それから、事務報告書で150ページは、これは総務部に関することだよね。ここでいろいろな要綱の改正なんかやっていますけれども、ストーカー行為等の被害者支援に関する住民基本台帳事務取扱要綱の一部改正ということで、何件かこれによって、7件ぐらいあれしているようですけれども、これはやはりこれをやることによって完全にそれを遮断することができたというような形になっているのかどうなのか、その辺をひとつお聞かせください。  それからあとその右のページの、専決処分をいくつかやっていますけれども、報告があったのかどうか記憶に、私も忘れてしまいました。ちょっとこの、特に損害賠償にかかわる専決処分についての金額とか、もちろん示談になっているのでしょうけれども、その辺についてちょっとお聞かせください。 77 ◯加藤副委員長 2時10分まで休憩いたします。       午後1時59分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時10分 開議 78 ◯加藤副委員長 それでは、休憩前に引き続きまして会議を開きます。 79 ◯坂本(勝)課長 それでは、退職金の支給率の関係で御質問いただきました。
     それでは、まず最初に市長の場合ですけれども、1期4年で、15年度までは18カ月だったのですけれども、16年4月1日から16カ月になりました。それから助役、同じく1期4年ですけれども、12カ月でこれは変わっておりません。それから収入役、教育長でございますが、1期4年で10カ月でございます。これも変わっておりません。 80 ◯村野課長 それでは、専決処分しまして、そのうちの事故の部分でございます。1件は15年1月23日におきました交通事故でございまして、損害賠償額が3万9652円となっております。続きまして15年7月27日です。こちらは加美上水公園の木が倒れまして、隣接の施設の外柵を壊したというものでございます。こちらは賠償額が34万2300円となっております。あと15年8月4日です。これは下水道の事故で、道路冠水により隣接の倉庫の製品及び材料に損害を与えたということで、20万円ということになっております。あと15年8月6日でございます。こちらは交通事故でございまして、賠償額が2万2461円となっております。続きまして15年12月13日、こちらも交通事故でございまして、賠償額5万6271円ということになっております。  庁用バスの関係でございます。15年9月1日より庁用バスを借り上げておりまして、こちらの費用でございますけれども、とりあえずリースということで5年間を目安に考えさせていただいております。5年間のリース代が2250万円となります。この当時の購入時の見積りが2760万円ということになっておりまして、この差額ということがとりあえず5年間での金額ということになります。 81 ◯石川課長 ストーカー行為等の被害者の支援に関する関係でございますが、特に転入者が、ストーカー被害者が転入してきまして、市に相談をしてまいります。そこで警察へ相談に行っていただきまして、警察では支援を必要というようなことで、市ででは支援対象者の決定を行うわけでございます。  ストーカー等の関係人から住民票、あるいは閲覧の申し出があれば、これを制限するということでございまして、またこの関係につきましては、他市町村との連携も行っておりますので、閲覧台帳からの削除、あるいは住民票発行の制限等によりましてある程度防げるのではないかというふうに思っております。 82 ◯松山委員 庁用バスのリースの問題なのだけれども、これでいけば計算、これでだからプラスになるのかい、だって。最近10年使ったバスが400何十万で売れたと言っているわけだよね、20万キロ走っているバスが。だから確かに5年といいますと、この先5年はまたどうするのですか。5年というとあっという間にきてしまうでしょう。これは同じバスではなくて新しいバスになるわけ。新しいバスになるにしても、今はバスはほとんど成熟してしまった商品だから、そんなにこれ以上排気ガスとかその他のあれもそうあれだと思いますけれども、だから計算としてはこれだけの計算でやったわけだ。そうするとほかの車はどうなるのですか。市長専用車とか議長車とか、こうやって机上のいわゆる計算でプラスになるのだということであれば、当然ほかの車も全部リースでもいいわけなのではないですか。ほかの車はリースにすると何かまずいわけですか。その辺を教えてください。  それから、市長の退職金の問題ですけれども、16年4月に2カ月下げたということは、ここでお辞めになるというか、改選を迎えてお下げになった。これは何ですか、下げるというのはどういう形で下げることができるわけですか。その手続き的なものとしては、その辺を教えてください。 83 ◯村野課長 庁用バスの5年間ということでございます。実際に確かに去年売り払ったものは11年間乗っておりまして、ここで5年間ということでございますけれども、ただ、この5年間の中には若干状況変化があることが考えられまして、5年後になりましたら方向性を再度考え直すような形ということで、一定の時期がくるということで5年間ということでございます。 84 ◯坂本(勝)課長 市長等の退職の関係でございますが、実は東京都市町村職員退職手当組合でこういった率が決まっているわけでございまして、組合の議会で種々検討いたしまして、率が減になったということでございます。 85 ◯松山委員 そうすると、退職組合の方は一応構成している市が一律に全部このように下げたということですね。はい。  それから、庁用車のリースの問題なのですけれども、そうすると5年だからいわゆる2258万円で済んで、2760万円で買うよりは安いということになるけれども、だって10年乗るわけでしょうし、少なくとも普通は。5年過ぎてまた5年同じことをやったらどうなのですか。5年乗って、また5年と、いわゆる10年乗ると考えたらリース料は4400万円、どうなるのかわからないけれども、単純にいけば4500万円になってしまうけれども、そうしたらまるで話はあべこべになってしまうのではないのかな。私はどう見ても、リースがそんなに得になるとは余りは、片方はだってリース会社はもうかっているわけだから、これやってくれるとね。なんだってリース会社がもうかるわけだから、だからリース会社はリースを進めるわけで、リースを受ける方は資金がないとか、3台入れるかしらないけれどもリースにすれば5台でも10台でも一遍に入れられるから、それで商売ができるという話だけれども。だって5年で、また新品の車がきて、またということになっての繰り返しにしても、いずれにしたって、10年という単位で見ればべらぼうなお金が出ることになるのではないのかな。そこを考えたことはないのかな。その辺ちょっと、私も大変不思議なのですけれども。 86 ◯村野課長 5年間で申し上げましたけれども、その後の5年間といいますと、その後は月額18万7000円ということになりまして、5年間借りますと約1120万円ほどになります。確かにそうしますとにトータルでは3200万円ぐらいになりまして、リースの方が高くなります。  ただ、先ほど5年間と申しましたのは、これは職員の問題がございまして、そのときに職員が退職、定年になるということもございまして、そこで新たにまたもう一個考え直す必要があるというような形で、5年間という形になっております。 87 ◯松山委員 いわゆるその5年がくれば専任の運転手さんが退職になるから、そこで丸投げ委託の方にするのか、再雇用か、そんなことを考えているのだろうけれども、それはそれとして、しかし、車代でいえば、それは職員の人件費と車代というのは別問題だよね。だってはっきり考えて3200万円も出すわけでしょう。2760万円で買えるのに3200万円出して、中古になれば、やはり今は日本の車はいいからどうやって、約二、三百万円で引き取ってくれるのではないの。自分のお金ならこんなことやるかね。やりますか。自分のお金だったら。自分の家庭だったら。それだけ申し上げておきます。 88 ◯加藤副委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯加藤副委員長 ほかになければ、総務費の質疑を終わります。 90 ◯加藤副委員長 暫時休憩します。       午後2時21分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時23分 開議 91 ◯加藤副委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。   ───────────────・──────────────── 92 ◯加藤副委員長 次に、民生費について理事者から説明願います。 93 ◯木住野部長 それでは、民生費について御説明いたします。  なお、民生費関係の主要な施策の概要につきましては、事務報告書25ページから27ページに、また各課の事務報告書は263ページから313ページに記載してございますので、御参照をお願いいたします。  恐れ入りますが、決算書の115、116ページをお開きください。  民生費の支出済額は79億5310万4140円、執行率98.8%で、前年度比7.6%の増、金額にして5億5914万1857円の増額となっております。これは主に国民健康保険特別会計繰出金の増額や、れんげ園の増築事業費、特別養護老人ホーム建設費補助金、児童扶養手当支給事業費、つくし保育園の防音機能復旧事業費等が増額になったことによるものでございます。  第1項社会福祉費の支出済額は32億3396万5182円、執行率98.3%で前年度比12.3%、3億5301万4956円の増額になっております。  第1目社会福祉総務費の支出済額は11億2618万1678円、執行率99.5%、前年度比3.5%、3755万7859円の増額となっております。  それでは、備考欄について御説明申し上げます。  備考欄1の民生児童委員費につきましては、事務報告書265ページから267ページに記載してございますが、主に民生児童委員の報奨金でございまして、前年度と大きな変化はございません。  2の社会福祉協力員費につきましても前年度と大きな変化はございません。  続きまして117、118ページをお開きください。  備考欄3の保護司費につきましても前年度と大きな変化はございません。  次に、備考欄4の職員人件費につきましては、職員15人分でございます。  次に、5の社会福祉事務費では、13節の女性悩み事相談業務委託料につきまして、15年度から羽村市と共同実施し、両市に居住する女性が相互に利用できるもので、両市が各週で開設し、女性が抱える家族関係や職場の人間関係、夫や恋人からの暴力等女性を取り巻く悩み事全般について、相談内容に適切に対応できる専門のカウンセラーを置き実施いたしました。事務報告書は267ページに記載してございます。  次に、6の旧軍人等援護費につきましては、前年度とほぼ同額です。  次に、7の行旅死亡人取扱費につきましては、前年度比、取扱件数の増に伴い12節の手数料19万8133円が皆増となっております。  次に、備考欄8の社会福祉協議会費につきましては、前年度とほぼ同額で大きな変化はございません。  続きまして119、120ページをお開きください。  備考欄9の国民健康保険特別会計事業費につきましては8億7623万763円で、前年度より3.7%の増、3102万5520円の増額となっております。これは主に28節の特別会計繰出金で、保険基盤安定繰出金の増に伴い増額になったものでございます。  次に、10の地域福祉計画等事務費につきましては、前年度比56万1156円の増額でございます。内容といたしまして、8節の推進委員会委員の謝礼につきましては、前年度比開催回数の増に伴い22万1000円の増額となっております。  また、13節の地域福祉計画改定委託料は、前年度の介護保険事業計画改定委託料と比べ24万9900円の増額となっております。  次に、備考欄11の福祉のまちづくり事業費につきましては、前年度と大きな変化はございません。  続きまして、121、122ページをお開きください。  備考欄2の地域福祉推進事業補助金につきましては653万9000円で、前年度比320万6000円の増額となっております。内容といたしまして、14年度までは地域福祉振興事業補助金として東京都から直接事業者に補助していた家事援助サービス事業分の補助金を15年度から市を通して補助することになったことによるものでございます。  次に、第2目心身障害者福祉費は7億1009万4744円、執行率96.5%でございまして、前年度比16.4%の増、1億21万9952円の増額となっております。  備考欄1の職員人件費は職員8人分でございます。  2の心身障害者福祉事務費は2676万7013円で、前年度比2430万3694円の増額となっております。これは措置制度から支援費制度への制度改正に対応できるコンピューターソフトを導入し、あわせて障害者への手当や、助成費関係のデータを管理するため、13節システム改良委託料及び18節の備品購入費で皆増となっております。  次に、備考欄3の心身障害者福祉事業費は2462万1476円で、前年度比179万5095円の減額となっております。内容といたしまして、支援費制度の開始に伴い事業費を整理させていただいたところでございます。まず、14年度に8節にございました緊急一時保護介護人謝礼と、13節にございました身体障害者ショートステイ事業委託料を、後ほど御説明いたしますが、130ページの備考欄18の心身障害者居宅生活支援費へ組み替えをいたしました。また、13節の訪問介護員養成研修委託料につきましては、14年度は心身障害者ホームヘルプ事業費に計上してございましたが、本事業費に移行させていただきました。  20節のタクシー料金給付費は、14年度から繰り越しをいたしました購入分を15年度に使用いたしましたことから、前年度比170万円の減額となっております。なお、タクシー利用券、自動車・ガソリン費用助成券の状況は、事務報告書274ページに記載してございます。  恐れ入ります。123、124ページをお開きください。  続きまして備考欄の4、心身障害者施設援護措置事業費は前年度と比較し約1億3558万円ほど減額となっております。減額の内容といたしまして、ここも支援費制度の開始に伴い事業費を整理させていただきました。14年度にございました身体障害者施設援護措置事業費並びに知的障害者施設援護措置費につきましては、後ほど御説明いたしますが、128ページの備考欄17の心身障害者施設訓練等支援費へ移行いたしました関係で大幅な減額となっております。  次に、5の重度心身障害者福祉事業費は、前年度比900万6659円の減額でございます。減額の内容といたしまして、ここも支援費制度の開始に伴い、14年度にございました視覚障害者ガイドヘルパー謝礼並びに全身障害者介護人派遣サービス扶助費を、後ほど御説明いたしますが、130ページの備考欄18心身障害者居宅生活支援費へ組み替えし、事業費を整理させていただきました。  なお、20節の扶助費の件数は事務報告書の271ページ、272ページに記載してございます。  次に、6の身体障害者福祉事業費につきましては、前年度比70万8480円の増額で、これは主に20節の補装具給付扶助費で、給付件数の増に伴うものでございます。事務報告書は270ページから272ページに記載してございます。  次に、備考欄7の福祉手当支給事業費は前年度比413万6397円の減額でございます。恐れ入りますが、126ページ、127ページをお開きください。減額の主な内容といたしまして、特殊疾病患者福祉手当で、肝炎等が特殊疾病から除外されたことに伴い358万2000円減額となっております。事務報告書は275ページから276ページに記載してございます。  続きまして、備考欄8のれんげ園運営費につきましては、前年度とほぼ同額で、内容的に大きな変化はございません。事務報告書は277ページに記載してございます。  9の各種団体援助費は、前年度比19万6623円の減額で、14年度には身体障害者福祉協会創立30周年記念事業補助金20万円がございましたが、15年度はこれはございませんので、減額となっております。  次に、10の精神障害者共同作業所事業費につきましては、前年度比917万7163円の減額でございます。内容といたしまして、福生ひまわり共同作業所が社会福祉法人として認可され、15年10月から精神障害者小規模通所授産施設となったことにより、社会福祉法人認可後の補助金は、後ほど御説明いたしますが、130ページの備考欄22精神障害者社会復帰施設事業費として組み替えいたしましたことに伴い減額となっております。  次に、11の心身障害者住宅家賃助成事業費につきましては、前年度と変化はございません。  続きまして127、128ページをお開きください。  備考欄12の緊急通報システム事業費、次の13の原子爆弾被爆者見舞金支給事業費につきましては、前年度と大きな変化はございません。  次に、備考欄14の身体障害者デイサービス事業費は前年度比1072万102円の減額となっております。この事業は支援費制度の開始に伴い、15年度は福生市が事業者となり、社会福祉協議会に運営を委託し、実施してまいりました。減額の主な内容といたしましては、委託先の社会福祉協議会の職員の退職によるものでございます。  次に、15の精神障害者グループホーム事業費につきましては、前年度と大きな変化はございません。  次に、備考欄16の精神障害者居宅生活支援事業費は35万6226円で、15年度に新たに事業科目を設け実施いたしました。内容といたしまして、精神保健福祉法の改正等によりホームヘルプサービス事業やショートステイ事業を新たな精神障害者居宅生活支援事業として位置づけ、市町村がみずから実施し、または事業者に補助等を行い推進することになりましたので、新規に計上し、実施したものでございます。  次に、17の心身障害者施設訓練等支援費は1億5123万2382円で、支援費制度の開始に伴い15年度から新たに計上し、実施させていただいておりますが、内容といたしまして、14年度まで、先ほど説明しました124ページの備考欄4の心身障害者施設援護措置事業費に計上していた身体障害者並びに知的障害者施設援護措置費につきまして、それぞれ本事業費の20節の施設訓練等支援費として実施させていただきました。14年度の措置費と比較し、心体障害者施設訓練等支援費は67万円ほどの増額、知的障害者施設訓練等支援費は利用者の増に伴い1350万円ほどの増額となっております。なお、事務報告書は273ページに記載してございます。  続きまして129、130ページをお開きください。  備考欄18の心身障害者居宅生活支援費は4833万110円で、これも支援費制度の開始に伴い15年度から計上し実施させていただいておりますが、主な内容といたしまして、14年度の緊急一時保護介護人謝礼、視覚障害者ガイドヘルパー謝礼、登録ヘルパー謝礼、ホームヘルプサービス事業委託料、全身性障害者介護人派遣サービス扶助費の五つの事業を20節のホームヘルプサービス支援費に統合し実施させていただき、3576万7050円支出しております。なお、事務報告書は273ページに記載してございます。  次に、19の障害者福祉施設整備助成事業費は370万円で、知的障害者更正施設建設費補助金につきましては20年間の債務負担行為でお願いしてございますが、あきる野市及び八王子市の知的障害者の更正施設の建設費を補助いたしまして、両施設あわせて6床のベッドを確保しております。  20のれんげ園増築事業費は、園生の将来的な増加を見込み増築をいたしましたもので、5996万5338円でございます。  21の自動車管理費は前年度比286万9476円の減額となっております。14年度は公用車、リフトカーの購入費がありましたが、15年度はございませんので、減額となっております。  次に、22の精神障害者社会復帰施設事業費は、先ほど説明いたしました福生ひまわり共同作業所が社会福祉法人として認可され、15年10月から精神障害者小規模通所授産施設となったことにより、19節に精神障害者小規模通所授産施設補助金として科目を存置し、支出したものでございます。  第3目老人福祉費は6億1285万8605円、執行率97.0%、前年度比32.8%の増、1億5122万1484円の増額となっております。  恐れ入ります。131、132ページをお開きください。  備考欄1の職員人件費は6人分でございます。  2の老人福祉事務費は大きな変化はございません。  3の老人福祉事業費は前年度比140万3518円の減額で、主な内容といたしまして20節の住宅家賃給付扶助費で、給付対象者の減に伴い86万4000円の減額、 また介護費用等助成費で助成対象者の減に伴い96万円の減額となっております。事務報告書は281ページに記載してございます。  また、22節の老人保健施設借入金利子補給金444万5502円は、老人保健施設ユーアイビラの建設に伴う借入金の平成14年から20年間の利子補給でございます。  次に、4の老人施設援護措置事業費は1002万9908円で、前年度比102万4693円の減額でございます。これは20節の老人施設援護措置費で、養護老人ホーム入所者数の減に伴うものでございます。事務報告書は281ページを御参照ください。  5の緊急通報システム事業費は、内容的に大きな変化はございません。  次に、6の敬老事業費は大きな変化はございません。事務報告書は282ページに記載してございます。  続きまして133、134ページをお開きください。  備考欄7の老人福祉手当支給事業費は264万5000円で、前年度比1061万6250円の減額となっております。内容といたしまして、平成12年4月に東京都老人福祉手当条例の改正がございまして、毎年度4分の1ずつ減額となり、14年度末でこの東京都老人福祉手当制度は終了となり、14年12月から15年3月までの4カ月分を15年度の4月に支払ったものでございます。事務報告書は282ページに記載してございます。  8の敬老大会事業費は前年度と大きな変化はございません。  9のシルバー人材センター関係費も大きな変化はございません。  10の老人クラブ等助成事業費は前年度比88万6717円の増額となっております。内容としまして、18節の備品購入費で会員の生きがいと健康づくりのためのゲートボール用具等を収納する簡易倉庫を購入したことによるものでございます。  11のゲートボール場関係費、前年度と大きな変化はございません。  続きまして135、136ページをお開きください。  備考欄12の在宅介護支援センター事業費は前年度比1175万1570円の減額となっております。これは地域型支援センター3カ所の委託料について、補助基準額の変更に伴い減額となったものでございます。  13の高齢者住宅事業費は前年度比133万85円の増額となっております。主な内容といたしまして、いずれもシルバーピア熊川第二の設置に伴うもので、13節の生活協力員業務委託料は、生活協力員1人分の委託料で120万円の増額、14節の生活協力員住宅借上料は1戸分で126万円の増額、19節の生活協力員住宅家賃助成金は、生活協力員入居者1人分の助成金等で94万7200円の増額、一方、14年度には15節でシルバーピア福生の緊急通報システム設置工事246万9600円がございましたが、これがなくなり、相殺いたしまして13節の高齢者住宅事業費は前年度比133万85円の増額となっております。  次に、14の老人福祉施設整備助成事業費は前年度比1億7141万8324円の増額となっております。主な内容といたしましては、19節の特別養護老人ホーム建設費補助金で、特養入所者、待機者の解消等を図るため市内の社会福祉法人が計画している特別養護老人ホームの建設に対しまして建設費の一部を市が補助したものでございます。  また、高齢者在宅サービスセンター等緊急整備事業補助金は1471万9000円で、前年度比皆増となっております。これは東京都の高齢者在宅サービスセンター等緊急整備支援事業として、平成13年度から15年度までの3年間に限り東京都が市を通じて施設整備及び設備整備等の費用の一部を社会福祉法人に補助するもので、第二サンシャインビラに併設されておりますデイサービスセンターのデイルームの改修や、デイサービスの送迎用のバス購入費等の補助分でございます。  次に、15の老人福祉センター事業費は前年度と変化はございません。  16の介護予防生活支援事業費は6841万6923円で、前年度比88万7899円の増額で、金額的には大きな変化はございませんが、これにつきましては、決算特別委員会資料No.18の関係でございます。また、次の17の高齢者いきいき事業費もNo.18に掲載させていただいておりますが、金額的には大きな変化はございませんが、内容といたしまして、14年度に家族介護支援事業費として計上していた13節の下から2行目の家族介護教室委託料と、その下の徘徊高齢者家族支援サービス事業委託料と、恐れ入ります。次の137、138ページにわたりますが、20節の家族介護慰労助成金につきましては、15年度から介護予防生活支援事業の補助対象になることから、本事業に組み替えをいたしました。  したがいまして、14年度にございました家族介護支援事業費はなくなったわけでございます。また一方、14年度に計上しておりました外出支援サービス事業補助金と在宅福祉活動事業補助金については、15年度から都の高齢者いきいき事業の補助対象となることから、次の備考欄17の高齢者いきいき事業費に組み替えをいたしました。なお、事務報告書は283ページから287ページに記載してございます。  次に、備考欄17の高齢者いきいき事業費は2105万8710円で前年度比476万6920円の増額となっております。ただいま説明しました外出支援サービス事業補助金と在宅福祉活動事業補助金を本事業費に組み替えいたしましたことによる増額と、20節の自立支援住宅改修給付扶助費が給付件数の増に伴い前年度比289万3644円の増額となったことによるものでございます。なお、事務報告書は287、288ページに記載してございます。  19の自動車管理費は大きな変化はございません。  次に、第4目老人医療費の支出済額は2億3976万2159円、執行率99.9%、前年度比11.4%の増、2448万6195円の増額となっております。
     備考欄1の老人医療事務費は前年度比932万9805円の減額となっております。これは主に13節の診療報酬支払事務委託料で事務取扱手数料、介助手数料の単価等の減に伴うものでございます。  次に、備考欄2の老人保健医療特別会計繰出金は2億2340万7000円で前年度比17.8%、3381万6000円の増額となっております。これは老人保健医療特別会計におけます歳入の支払基金交付金及び国庫支出金がルールどおり交付されなかったため、やむなく予備費から3800万円を充用させていただき、対応いたしましたことによる増でございます。  恐れ入ります。139、140ページをお開きください。  第5目国民年金事務費の支出済額は4472万232円、執行率99.7%、前年度比0.3%の減、前年度とほぼ同額で、内容的にも大きな変化はございません。  なお、備考欄1の職員人件費は5人分でございます。  次に、第6目福祉センター管理費の支出済額は8081万156円、執行率94.5%、前年度比342万5321円の減額となっております。  備考欄1の施設改良及び管理費のうち13節の施設管理委託料で、主に光熱水費及びパート賃金の減に伴い183万2606円の減額、また14年度は15節で障害者用便所改良工事及び廊下張り替え工事等がございましたが、これらがなくなったことにより減額となっております。  次に、第7目介護保険費の支出済額は4億1953万7608円、執行率99.9%、前年度比4310万518円、11.4%の増となっております。  備考欄1の職員人件費は8人分でございます。  備考欄2の介護保険特別会計繰出金は3億3284万1000円で、前年度比16.9%、4808万5000円の増額となっております。これは介護給付費の増によるものでございます。  恐れ入ります。141、142ページをお開きください。  備考欄3の円滑導入特別対策費は前年度比187万271円の減額となっております。主な内容といたしまして、19節のホームヘルプサービス負担軽減補助金で国助成分の助成割合の縮小と、法施行後の市の単独助成分も国にあわせ助成割合を縮小したことに伴うものでございます。事務報告書は293ページを御参照ください。  次に、第2項児童福祉費でございます。支出済額は29億4033万5808円、執行率98.7%、前年度比7.0%の増、1億9242万5391円の増額でございます。  第1目児童福祉総務費の支出済額は10億756万6576円、執行率99.4%で、前年度比、金額にして1億6931万8502円の増額となっております。  備考欄1の職員人件費は8人分でございます。  次に、2の児童福祉事務費は前年度と大きな変化はございません。  次に、3の民間保育所等振興費は前年度比112万2135円の減額となっております。主な内容といたしまして、19節の民間保育所障害児加算補助金と、恐れ入ります。143、144ページをお開きください。備考欄の4行目の民間管外委託保育所加算補助金で、児童の減に伴い減額となったものでございます。事務報告書は301ページに記載してございます。  次に、4の児童手当、児童育成手当支給事業費は前年度比1135万4238円の増額となっております。主なものにつきましては20節の扶助費で、児童手当が291万5000円の増額、児童育成手当が861万7500円の増額で、いずれも自然増によるものでございます。事務報告書は303ページに記載してございます。  次に、5のひとり親家庭事業費は前年度比176万8845円の増額となっております。主な内容としまして、20節の医療給付費で受診件数の増に伴い171万7058円の増額となっております。なお、事務報告書は304ページに記載してございます。  次に、6の乳幼児医療費助成事業費は前年度比1806万3455円の減額となっております。主な内容といたしましては、20節の医療給付費で、14年の10月から健康保険法等の改正がございまして、3歳未満児の個人負担割合が3割負担から2割負担に改正されたことに伴い公費負担が減額となったものでございます。事務報告書は303ページに記載してございます。  恐れ入ります、145、146ページをお開きください。  備考欄7の児童扶養手当支給事業費は前年度比1億9199万5788円と大幅な増額となっております。主なものは20節の児童扶養手当で、14年の8月より東京都から事務移譲された事業でございまして、支払い月は4月、8月、12月の3期に支給することとなっております。14年度は4カ月分を12月に支給いたしましたが、15年度は通年の支給となりましたことにより大幅な増額となったものでございます。事務報告書は304ページに記載してございます。  次に、8の認可外保育所利用者助成事業費は前年度比451万円の増額となっております。これは14年の10月から実施している事業で、認可外保育所を利用している保護者に対し認可保育所の保育料との差額を補助するもので、15年度は通年の支給となりましたことによる増額でございます。事務報告書は302ページに記載してございます。  次に、第2目保育所運営費の支出済額は11億6574万562円、執行率99.8%、前年度比0.5%の増、536万9097円の増額となっております。  備考欄1の保育所運営委託事業費につきましては、前年度比454万3683円の減額でございます。主な内容といたしまして、13節保育所運営委託料のうち国基準支弁分で、受入児童年齢構成の変更に伴いまして676万7050円の増額、一時保育におきましては利用者の増加によりまして68万9000円の増額、一方、都運営費が障害児加算等の減に伴い1072万953円の減額、産休及び病欠代替職員委託料が日数の減に伴い194万9700円の減額、これを相殺いたしますと総体で454万3683円の減でございます。  次に、備考欄2の認証保育所運営助成事業費は前年度比1089万1780円の増額でございます。内容といたしまして、13節の認証保育所委託児委託料でございまして、認証保育所の牛浜保育所、maruru及び管外認証保育所への委託児童が増加したことに伴い増額となったものでございます。事務報告書は302ページに記載してございます。  次に、3の無認可保育室運営助成事業費につきましては前年度とほぼ同額で、森田乳児室、ありんこ共同保育所及び管外保育室への委託料でございます。事務報告書は同じく302ページに記載してございます。  次に、第3目母子福祉費は支出済額450万7234円、執行率80.5%、前年度比31.4%の増、107万8113円の増額となっております。増額の主なものは備考欄1の入院助産施設入所事業費のうち、恐れ入ります。147、148ページをお開きください。13節の入院助産施設入所委託料で36万1971円の増額、また備考欄2の母子生活支援施設入所事業費の委託料で54万9082円の増額でございまして、いずれも入所件数の増によるものでございます。事務報告書は302ページに記載してございます。  次に、第4目市立保育園費の支出済額は5億6430万7083円、執行率97.0%、前年度比5.6%の増、3016万1086円の増額となっております。  備考欄1の職員人件費につきましては、すみれ、つくし保育園の職員19人分でございます。  次に、2の保育園運営費は3億5719万3174円、前年度比347万7121円の増額となっております。主な内容といたしまして、1節の保育士嘱託員報酬は前年度までございました託児保育士賃金を本説に組み替えて統合したことによりまして455万1260円の増額、また託児保育士賃金は統合されたことで324万9880円の減額、さらに7節の育児休業代替職員賃金は産休代替職員賃金からの切り替えに伴い112万1645円の増額。  恐れ入ります。149、150ページをお開きください。  13節のつくし保育園給食委託料は、空調設備取替え工事に伴い、工事期間中保育事業を田園会館で実施し、給食を委託しました関係で44万510円の皆増となっております。以上、相殺いたしまして保育園運営費は前年度比347万7121円の増額となっております。  次に、備考欄3の施設改良及び管理費につきましては前年度とほぼ同額で、大きな変化はございません。  恐れ入ります。151、152ページをお開きください。  備考欄4のつくし保育園防音機能復旧(復帰)事業費は3145万4145円で、空調機の老朽化に伴い機器の取り替え工事を実施、入所児童の保育環境の向上を図ったところでございまして、15節の工事請負費が主な支出でございます。事務報告書は27ページに記載してございます。  次に、第5目児童館費は支出済額1億9821万4353円、執行率94.4%、前年度比6.4%の減、1350万1407円の減額となっております。児童館費につきましては田園児童館、武蔵野台児童館、熊川児童館の3館の職員及び嘱託職員の人件費と運営費、また社会福祉協議会に委託しております学童クラブの運営にかかわるものでございます。事務報告書は306ページから313ページに記載してございます。  備考欄1の職員事件費は6人分でございます。  次に、2の児童館運営費は2951万434円で、前年度と比較し大きな変化はございません。  恐れ入ります。153、154ページをお開きください。  次に、備考欄3の学童クラブ事業費は前年度比381万7435円の減額となっております。主な内容といたしまして、13節の学童クラブ委託料で、委託先の社会福祉協議会の職員人件費で、1名減員等に伴い597万6070円の減額、一方、武蔵野台学童クラブ非常口新設工事設計委託料で24万8850円の増額、15節の工事請負費で204万7500円の増額で、これらを相殺いたしまして381万7435円の減額となっております。事務報告書は313ページに記載してございます。  次に、4の施設改良及び管理費は前年度比222万199円の減額となっております。減額の主なものといたしまして、恐れ入りますが、155、156ページをお開きください。備考欄の1番上にあります光熱水費で、昨年の冷夏等によりまして126万2047円の減額等によるものでございます。  次に、5の自動車管理費は124万7321円の減額となっております。減額の内容といたしまして、平成14年度に公用車を購入しておりますが、平成15年度は維持管理のみでございまして、減額となっているものでございます。  続きまして157、158ページをお開きください。  第3項生活保護費の支出済額は17億7843万1150円、執行率99.8%でございまして、前年度比0.8%の増、1354万6510円の増額となっております。  第1目生活保護総務費の支出済額は7860万9560円、執行率98.8%、前年度比2.4%の減、195万6797円の減額でございます。これは主に備考欄1の職員人件費、これは7人分でございますが、職員手当等で減額となっております。  備考欄2の生活保護事務費、3の自動車管理費につきましては大きな変化はございません。  次に、第2目扶助費の支出済額は16億9982万1590円、執行率99.8%、前年度比0.9%の増、1550万3307円の増額となっております。  備考欄1の生活保護費は16億9320万3090円で、前年度より1944万9307円の増額となっております。内容としまして、まず増額分では20節の生活扶助費が約4460万円ほどの増、住宅扶助費が約2031万円の増、介護扶助費が約617万円ほどの増、一方、減額分では医療扶助費が約5190万円の減となっております。事務報告書は263ページ及び268ページに記載してございます。  次に、備考欄2の法外援護費は東京都からの援助費で前年度比398万6000円の減額となっております。減額の理由につきましては、福生市の法外援護につきまして平成14年度をもって廃止させていただいたことによるものでございます。事務報告書は264ページに記載してございます。  続きまして159、160ページをお開きください。  次に、第4項災害援助費につきましては37万2000円で、施設借上料と8世帯分の見舞金でございます。  以上で民生費の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 94 ◯加藤副委員長 以上で説明は終わりました。  3時10分まで休憩いたします。       午後2時56分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時10分 開議 95 ◯田村(正)委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 96 ◯小野沢委員 資料請求なのですが、実は保育所入所児保護者負担金ということで各園ごとの調定額、収入済額、不能欠損、収入未済額、収納率といった一覧表を昨年、私はいただいた経過があって、とてもよくわかりやすい資料なものですから、本来ならば歳入時にやればよかったのですが、歳出のときでも、参考になると思いますので、ぜひいただきたいと思いますので、お諮り願いたいと思います。 97 ◯田村(正)委員長 ただいま小野沢委員から保育所入所児童保護者負担金の資料要求がございました。  委員会として要求することに御異議ございませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 98 ◯田村(正)委員長 すぐ配付できますでしょうか。  暫時休憩いたします。       午後3時11分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時12分 開議 99 ◯田村(正)委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 100 ◯沼崎委員 それでは、1点だけお尋ねいたします。  決算書の119、120ページになりますが、社会福祉総務費で備考欄の9の国民健康保険特別会計事業費の最後のところにあります特別会計繰出金のうち保険基盤安定繰出金が昨年度より82%の3780万円程度とかなり繰出金が増加しておりますが、その増加の内容についてお聞きいたします。  たしか3月の予算のときもお聞きしましたが、平成15年度の決算ですので、この決算額の内容、内訳をお聞きいたします。 101 ◯伊藤課長 ただいまの御質問であります保険基盤安定繰出金の決算額の内訳でございますが、決算額は8399万5544円となっておりまして、前年度と比較いたしますと82%、3783万8824円の増加となっております。  なお、内訳といたしまして保険税の軽減分として6203万8860円、保険者支援分として2195万6684円となっております。保険税の軽減分は例年軽減を行っております6割、4割の保険税軽減分となっておりますが、平成15年度は保険税率の改正に伴いまして、軽減対象の均等割額は1万5000円から1万8500円に引き上げられたことに伴いまして、改正等に伴う影響額の増額分として1588万2140円が含まれております。このうち税の影響分といたしましては910万5600円、軽減の対象者の増加分といたしましては677万6540円が含まれております。また保険者支援分につきましては、平成15年度から新たに低所得者の保険税軽減分の多い保険者に国保会計の財政安定を図ることから、財政支援をする保険者支援制度が導入されたことに伴います増加でございます。 102 ◯沼崎委員 ありがとうございました。そうしますと、保険税率等の改正に伴う増加分というのは新しい制度の保険者支援分として増加したことになるということだと思うのですけれども、あと1点お聞きましますが、その増加分等について国等からの補助があるのかどうかをお尋ねいたします。 103 ◯伊藤課長 補助の関係でございますが、保険基盤安定繰出金の財源措置といたしましては、国が2分の1、都が4分の1の割合で負担金として歳入がされております。  恐れ入りますが、決算書の35、36ページをお開き願います。歳入の国庫負担金のうち民生費国庫負担金で備考欄の国民健康保険保険基盤安定負担金として4199万7772円が歳入されております。このうち保険者支援分としての負担金は1097万8342円でございます。  恐れ入りますが、次に決算書の39、40ページをお開き願います。都負担金のうち民生費都負担金でやはり備考欄の国民健康保険保険基盤安定負担金で2099万8886円が歳入されております。このうち保険者支援分として負担金は548万9171円でございます。  なお、残りの分、4分の1の2099万8886円につきましては市の負担となりまして、この中には保険者支援分としての負担金548万9171円が含まれております。この国、都、市の負担金の合計額が今の合計額8399万5544円となりまして、国保特別会計へ繰り出すこととなります。 104 ◯沼崎委員 どうもありがとうございました。こんなに繰出金がふえると国保も大変かなと思いますが、国と都から繰り出す額の4分の3が歳入されるとのことで、ちょっとほっとしたかなという思いがいたしました。どうもありがとうございます。 105 ◯原島委員 いつも聞いているのですけれども、158ページの生活保護費でございますけれども、14年度から15年度の増加額が1948万9307円で、13年度から14年度のときの差が2億4600万2038円で、世帯数も人員も増加数が倍になっていて、2億円から1900万円ぐらい増加数が下がっているのですが、それはどういうことかちょっとお聞きしたいと思います。それと生活保護費の世帯の最高と最低、お願いいたします。158ページです。 106 ◯羽生課長 まず、最高と最低から申し上げたいと思います。16年の一番新しい資料で申し上げたいと思いますけれども、最高のところでは、8月の分では子供6人と家族、母親でしょうか、7人家族ということで、一応こちらの方が最高になっておりまして、生活扶助費、合計で37万6460円ということになります。内容といたしましては生活扶助費29万6220円、住宅扶助費6万9800円、それから教育扶助費が1万440円でございます。  あと最低ということにつきましては、毎回なのですが、ゼロということで、いわゆるそのときに収入がありましたりしましたときには、そのときはないよということでゼロになります。最低はゼロ、それから最高は今申し上げましたところのものでございます。  それから、13年度と14年度と15年度の歳出についてなのですけれども、昨年も14年度と15年度の決算の差額が1948万9307円ということでございますが、13年度と比較しまして非常に少ない、昨年度は少ないということになっているのですが、実は医療費の関係がございまして、去年とことしの差がマイナスの5000幾らというふうに先ほど部長の方が申し上げましたが、実際のところでは払えてない部分というのがございます。13年度で一番最後のところの14年の2月分の医療費がやはり足りなくなりまして、14年度で支払いをしております。ですから14年度の実質の決算額と申しますのが、16億7371万3783円支払っているのですが、その中には13年度分の医療費も支払っております。ですから14年度の本当の支払い額と申しますのは16億2001万6907円、こちらが本当の、丸々の14年度の支払い額です。  それから、15年度に関しましては16億9320万3090円という支出になっております。しかしながら、15年度の3月のところで2月分がやはり支払いができなくなりました。そして翌年度のところで払わせていただいております。  今回補正が非常に多くなりましたひとつの理由でもございますが、一応こちらの金額の方が、6257万6390円というものを翌年度、16年の2月に、2月分の支払いを16年度で支払わせていただいているという形になっております。ですから本当のところでの、14年と15年の決算額の比較といたしますと1億3576万2573円というところで、本当は8.4%、これだけの違いが出てきているという形になります。  ちょっと非常にわかりにくいといいますか、補正を何回もしていただきながら足りなくなってしまったということで申しわけないのですけれども、一応最終のところで、2月分というところでの医療費のところを調整させていただいておりますために一応こんなような数字になっております。  ですから、15年度と14年度の実際の差額と申しますのが、1948万9307円になっておりますが、このところでは1億3576万2573円ということで、先ほど申し上げました数字になっております。 107 ◯原島委員 わかりました。 108 ◯清水委員 2点願いいたします。1点はただいまの原島委員の生保についての関連質問でございます。158ページですね。資料をいただいております。生保に関するNo.19の資料を見させていただきますと、平成元年から平成15年までの世帯数が明細に出ております。この表を見ますとやはり経済状況、世の中の流れというものをこれで読み取れることができるような気がいたします。  平成元年に351世帯だったものが今660になったわけですが、元年、2年、3年、4年まではマイナスできております。しかし、平成5年から年度ごとに44件ふえて、平成6年には29ふえて、平成7年度には22ふえ、8年度には13とふえてきます。特に平成10年度からはふえ方が急激でありまして、31世帯、平成11年も31、平成12年度が57、平成13年度が44、14年度が33で、平成15年度が59世帯ふえて660になったということでございますが、この表を見るにつけても、これを受けながらも一生懸命頑張って努力して、辞退をするというか、就労したりいろいろな努力をして、返上といいますか、辞退をした家族がどのぐらいあるかということを、平成11年度ぐらいからのデータがありましたらお願いしたいということと、この生保を1年や2年ではなく何年も受け続けている家庭があったらそのデータも一緒に示していただきたいと思います。  次に、2点目は134ページの老人クラブ助成事業費で、18の備品購入費81万6900円、ゲートボール倉庫の購入ということでございますが、2年にわたっていると思いますが、これで各老人クラブのゲートボールの倉庫はこれで100%整っているかどうかということをお願いいたします。 109 ◯古谷(久)課長 それでは、清水委員さんの御質問にお答えいたします。  ページでいきますと決算書134ページ、説明欄10老人クラブ等助成事業費ということで、18節備品購入費、御質問の内容といたしましては、どこに配備されたのかということと、これから老人クラブ、26ほどあるわけですけれども、それについての計画等ということでお伺いしたと思うのですが、設置場所は各公園ということでございまして、具体的に申し上げますと、熊川団地内の公園、志茂公園、福栄公園、原ヶ谷戸児童公園、加美平東公園、加美平団地内公園、明神下公園、富士見公園ということでございまして、申請団体につきましては、各老人クラブの方から申請をいただきまして配置したものでございます。  また、これからの計画ということで、13年から15年にわたりまして、隔年ということになってしまいましたが、20老人クラブほど配置をさせていただきました。これからのところにつきましては、もちろん老人クラブからの申請ということになるわけでございますが、いろいろ福生市も都市化しておりまして、いろいろな公園にいろいろなほかの備品等も置いてあったり、そのような状況があるものですから、もし申請がございますれば、その時点でまた備品ということでいろいろ高齢者のゲートボールですとか、そういったものを中心とした高齢者の生きがい対策ということでございますので、その辺の把握に努めながら対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 110 ◯羽生課長 それでは、生活保護の方の廃止ということで、就労等によって積極的に辞退したのはということでございますが、平成11年度、就労によりまして廃止になりました件数15件ございました。それで人数にいたしますと29人、それから平成12年度、こちらの方が28件、67名、それから平成13年度19件、31名、それから14年度23件、48人、それから15年15件、33人となっております。  それから、受給期間の長い世帯ということでございますけれども、一番長い世帯ですと39年、それから2番目が38年、いずれも1件ずつでございます。それから3番目が37年、こちらは2件でございます。それから4番目が33年、1件、このような形になっております。  いずれも病気であったり、精神的な病を持っていらっしゃったりと、途中から、病気でなったけれども、高齢になってもう働けない状態になったとか、そのような形で推移していっております。 111 ◯清水委員 ありがとうございました。134ページ、備品購入費の方、よくわかりました。高齢者が楽しみにしているゲートボールとか、グランドゴルフとかいろいろありますが、高齢者の健康づくりに役立つと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。  それから、努力している家庭もあるということがわかりました。半分ぐらいは一生懸命努力して辞退をするというふうに、努力しているという家庭もあるのだなということで安心したのですけれども、38年、39年、長い、人の一生を全部生保で生活しているのではないかなというふうにも受け取れますが、お気の毒というか、そういうことなのでしょうけれども、努力して、国も都も市も大変なこれは課題だと思いますが、これからひとついろいろな知恵を出してこの問題を解決していかなければいけないと思いますので、以上で終わります。ありがとうございました。
    112 ◯大野(悦)委員 1点だけお願いいたします。敬老大会。282ページです。これについては参加者が約1200人、これは毎回あそこの場所を1200人が、許容範囲だということで1200人、15年度もそのように書かれてあります。  これは招待状を何人に対して1200人なのか、これは以前にもお聞きをしたことがあるのですけれども、かなり大勢の方に招待状を多分出されているのだと思いますけれども、1200人、おいでになった方が1200人なのか、あるいはいらして座れなかったような方もいらっしゃるのではないかといつも思いながらいるのですけれども、以前にもお聞きしたことがあるものですから、その辺のところを検討というか、そんなことをされたこともあるのかどうかお聞きをしたいと思います。よろしくお願いします。 113 ◯古谷(久)課長 それでは、ただいま大野委員さんからございました敬老大会の実施につきましての御案内ということでございますが、各老人クラブの会長さんあてに出しておりまして、65歳以上ということをおおむね、おいでいただくようなことの設定でございますが、その会場が市民会館大ホールということで、正確に数えたわけではございませんが、大体満杯というふうなことで、議員さん等につきましては大変失礼なことではございますが、立ち見ということで対応させていただいております。そんなことで、全体としては広報を見ていらっしゃったり、あるいは毎年恒例のことでございますので、高齢者の方が楽しみにしている事業ということでございます。ひとつよろしくお願いいたします。 114 ◯大野(悦)委員 それはわかるのですけれども、1200名ではなくて、招待状というか、例えば2000人来てしまうことも考えられるわけでしょう。そういった場合に入れないで、参加できなかった人たちもいるのではないか、当然考えられることだから、そういうことの検討はされたことがあるのかどうか。 115 ◯古谷(久)課長 ただいまの大野委員さんの質問でございますが、大勢来て会場があふれて困るというふうな想定がされるのではないかいうふうな御質問でございますけれども、先ほど私が申し上げましたけれども、65歳ということで15年度から年齢を少し上げさせていただいて、人数調整と言ったらおかしいのですけれども、厳格にはやってない部分もあるのかもしれないのですけれども、そんな対応をさせていただきました。また消防法等の関係で、市民会館の館内も、消防署の署長さんなんかもお呼びする関係もございますので、やはり主催者の方が消防法が守れないようではしようがないというふうなこともあり、長年経過した事業でございますので、そういった予想を立てながら、あるいは安全に配慮しながら行うようなことで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 116 ◯前田委員 3点ばかりお願いしたいと思いますが、決算書の120ページの上から3行目、法人地域社会福祉協議会補助金というのが4942万5000円と、その下のボランティアまちづくり事業補助金というのが1180万9000円出ておりますが、これは内容的にはどういうものをお願いしたのかということが一つと、次に134ページ、シルバー人材センターというところで、シルバー人材センターの運営費の補助金、これも補助金ですが、4823万8000円出ておりますが、これは人件費なのか何なのかちょっと、運営費というと人件費が大半を占めるのではないかと思いますが、人件費なのか何なの内訳を知りたいということと、シルバー人材センターのその下の運営費貸付金ということになっておりますが、シルバー人材センターは法人格を持っているのかどうか、そこら辺もちょっとお聞きしたいなと思って、この3点お願いしたいと思います。 117 ◯古谷(久)課長 ただいま前田委員さんから御質問がございましたことに関しまして御答弁申し上げます。  120ページでございますが、法人地域社会福祉協議会補助金4925万5010円ということで質問いただきました。その内容につきましては、社会福祉協議会に対します補助ということでございまして、主に人件費でございます。人件費につきましては5人分でございます。やはりそれが社会福祉法107条というふうなことに根拠を置きまして、そういった主に人件費という内容になってございます。それと事業費分といたしまして160万円、人件費分として4765万2339円となってございます。  それと、続きましてその下になりますけれども、ボランティアまちづくり補助金でございまして、金額が1184万9106円でございまして、前年と比べますと34万5000円ほどの減額になってございます。  内容につきまして、これにつきましても主に人件費ということと、それと事業費分ということでございまして、人件費分が656万5021円、事業費分として541万4504円となってございまして、内容でございますが、福生ボランティア市民活動センターへの補助でございます。そういった内容になってございます。  続きまして、134ページ、シルバー人材センターの運営費補助金でございますが、これにつきましては4823万8841円でございまして、111万6079円の減額となってございます。これにつきましてはやはり人件費分ということが対象の中味ということで、増減がございます。  それと、その下の貸付金の関係でございますが、700万円でございますが、やはり当初の運営費で、やはり運営をしていくには年度当初で資金が不足するという性格のもので、700万円を年度当初でお貸しいたしまして、年度末に返していただくというような内容になってございます。  あと法人の関係でございますが、社団法人ということの法人の位置づけになってございます。 118 ◯前田委員 答弁ありがとうございました。法人については、これは出資金か何かがあるわけですよね。ゼロということはないと思います。福祉法人ではないのですね。通常の法人ということでよろしいですか。社団法人、出資金は全然ないことは。 119 ◯田村(正)委員長 暫時休憩いたします。       午後3時44分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時44分 開議 120 ◯田村(正)委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの答弁につきましては保留答弁としまして、後ほど答弁させます。 121 ◯阿南委員 1点お伺いします。137、138ページの高齢者いきいき事業費の中に外出支援サービス事業補助金というのがありますけれども、これの内容と、どこに対しての補助金なのかというのを教えてください。 122 ◯古谷(久)課長 それでは、阿南委員さんの御質問に対しましてお答え申し上げます。  外出支援サービス事業補助金ということでございまして、43万8340円でございます。これにつきましては、平成12年7月から事業の開始になってございまして、社会福祉協議会にお願いをいたしております。  目的、内容といたしましては、歩行困難な高齢者等の家族や知人の方に専門の機能を有するハンディキャップの自動車を、ハイディキャップ用と申しますか、自動車を貸し出すことによりましてその行動範囲を広げていただく、あるいは明るい生活を築くということで、在宅サービスの推進の向上を図るというふうな内容で事業の開始をさせていただいております。利用状況、リフトカー2台というふうなことで運営をさせていただいております。 123 ◯阿南委員 ありがとうございました。 124 ◯松山委員 一つは、132ページに関係することなのでしょうね、老人に対しての話だから。一番下の敬老事業費。市長さんは高齢者のところを回っていろいろ敬老金を渡してというようなことをやっていますけれども、敬老金だとか、85だとか90だとか95だとか、それから99とかという方はいいですけれども、96歳、97歳、98歳のところも回っているわけですけれども、丸きり手ぶらで回っているわけですか。おれは回ってないと思ったのだけれども、そういう通知が来ている人がいて、96歳のところから回っているのだなと思って、その辺でどういう状況で、どういう形で回っておられるのか、その辺をひとつお聞かせください。  それから、120ページ、これは国保の繰出金の問題ですけれども、これに関連してお聞きしておきたいのですけれども、ずっと連続して繰出金を抑えるために料金の値上げをしてまいりましたけれども、これは今年度も同じような形で進めるというような形になるわけですか。どうなのでしょうか。その辺の考え方。 125 ◯古谷(久)課長 それでは、松山委員さんの御質問にお答えいたします。  高齢者の敬老大会の当日でございますが、担当の部署と一緒に95歳以上の高齢者宅、これも事前に、95歳になりますとかなりやはりいろいろな身体的な衰えだとかそういったことがあって、来てもらわなくても結構ですというお宅もございますし、あるいは励みになるのでおいでいただきたいというふうなことも、いろいろあるわけですけれども、そういった高齢者宅に、一応担当の方ではいかがでしょうかというふうなことでお声かけをいたしまして、当日市長にもおいでいただいて、1日がかりになるのですけれども、95歳以上のお宅を訪問して敬老の記念品を、長寿のお祝いということで高齢者の方にお送りしているという状況でございます。  持っていく内容でございますけれども、これにつきましては商店街協同組合の商品券というふうなことの内容で贈らせていただきまして、95歳につきましては1万7000円ということで、100歳以上につきましては1人2万円、そういった状況になってございます。  細かい内容につきましては、主査の方から御説明いたします。 126 ◯関根課長補佐 ただいまの質問、96歳から98歳までの方はどうしているのかという御質問ですが、95歳、1万7000円の商品券をお贈りさせていただいているのですが、同様の金額、品物をお送りさせていただいております。98歳までの方については、95歳の方にお贈りする1万7000円の商品券と同額の商品券をお贈りさせていただいております。 127 ◯松山委員 それはどこに書いてあるの。我々にいつそんなこと説明したよ。それはどこに書いてあるのだよ。これはちょっと別に出すのは、多いとか、手ぶらなんかで行きっこないのだから、これは持って行くのは当然なのだろうけれども。これはだって予算も決算も我々に何の説明もなく、敬老金の改定をしたときにもこの説明はしなかったわけで、もしやっていたとすれば随分議会をいいかげんに、ばかにした話で、ちょっとあれだよ。ちゃんともとに戻って、もう1回説明し直さなければだめだよ。事務報告書だってそれは書いてないよ。だから96、97、98歳のことをおれは聞いているわけで、おれは持って行っていると聞いてなおびっくりしたよ。書いてないものを持って行くのだから。だれも知らないよ。 128 ◯田村(正)委員長 それでは、4時5分まで休憩いたします。       午後3時53分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後4時5分 開議 129 ◯田村(正)委員長 それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 130 ◯木住野部長 松山委員さんの御質問に対しまして、訂正発言とおわびをさせていただきたいと思います。  事務報告書の282ページに敬老金の贈呈、それから敬老記念品の贈呈の関係の記載がしてございますけれども、実は先ほど松山委員さんから御質問いただきました96歳、97歳、98歳の方に対しましての敬老記念品につきまして、記載がないわけでございます。敬老金につきましては条例に基づいて支出しておりまして、このとおりでございますけれども、敬老記念品は要綱に基づきまして支出しておりまして、私ども市長に市内の96歳、97歳、98歳のお年寄りの方、市長が来てくれるのを楽しみに待っていらっしゃるというので、私ども事務方の方でちょっと拡大解釈しまして、要綱を今後変更、訂正させていただきまして、また、次年度は事務報告書にもきちっと記載させていただきまして対応させていただきたいと、このように考えております。  それで確認でございますが、95歳につきましては敬老記念品、商品券でございまして1万7000円ということでございます。それで96歳は記念品の、これは商品券でございますが、在宅の方が1万5000円で、施設の方が1万円、97歳も在宅1万5000円、施設1万円、98歳も全く同じ形でございます。このような形で支出して、15年度はしましたが、そのような、今後そういった形で対応して、また訂正方させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 131 ◯伊藤課長 それでは、先ほどの国民健康保険の繰出金の関係で、税の改定があるかということでございますけれども、今年度につきましては8月20日に第1回の国民健康保険運営協議会を開催させていただきまして、野澤市長の方から運営協議会の会長あてに諮問書を提出させていただいたところでございます。なお、答申についてはまだ出ておりません。 132 ◯松山委員 聞いてびっくりの話で、私はこういう記念品を出せと言っていた者だから、これは、それは悪いことだというふうには言いません。だけど要綱を変えるときに、特に96歳からの人はもう次の年にあるかないかわからないのだから、ちゃんと何か出した方がいいのではないかという話はしたとは私たちはあると思うのですよね、そういうことを。他の方からも恐らく出たと思いますよ、そのあれは。しかし、そのときにはがんとして受けつけなかったわけですよね、要綱をつくってしまったわけだから。  それでやはり考えてみれば96歳で市長が出向くのに手ぶらでというのはだれが、常識的に考えたって行けるはずはないわけだから、事務方がそれはそれとして気をきかせてやったにしても、やはり要綱からずれているというのは、いいことだからそれはいいのだという話にはならないのだよね。逆にいえば今度は要綱からずれてもちょっとぐらいのことはいいやということにつながっていくわけだから、やはりきちっと改めていただきたいと思うのですね。やはりだれもが喜んで、支給する側もちゃんと、きちっとできるし、受ける方ももちろん喜んで受けていただけるだろうと思います。そういう点では申し上げておきたいというふうに思います。  それから、国保税の問題ですけれども、8月、諮問をしたということになると、その諮問は税の改定について、どういう内容になっての諮問ですか。ちょっと関連でお聞きしておきます。 133 ◯伊藤課長 それにつきましては、平成15年1月23日の当時、5年計画というような形で、毎年度ごとに国保の状況を見ながらその年その年の答申をさせていただいて改定をしていくというふうな答申が出ております。  今年度につきましても、平成17年度ということでその5年計画の内容に基づきまして改定の諮問をさせていただいたと、このような状況でございます。 134 ◯松山委員 わかりました。 135 ◯青海委員 何点かお伺いいたします。今、お話の出ました120ページ、一般会計からの繰出金、出産育児一時金の3600万円を除くと、この特別会計繰出金で一般会計から持っていったものが7億3119万4000円ということでございますが、それで昨年もここのところで聞いていますので、13年度、14年度は抑えているので、15年度の福生市の全世帯と国保加入世帯と、あと加入率を教えていただきたいなと、こう思っております。  今ありましたように、15年のときに国保の財政が非常に逼迫しているという中で、毎年いろいろな環境を確認しながらという、今単純に5カ年計画と言ったけれども、あのときは5カ年の計画ではないぞというふうなことを念を押したつもりではあるのだけれども、やはり一度通ってしまうと淡々と、粛々と5カ年計画にのっとってというような言い方になってしまうのかなと、はなはだ残念であります。  それと次ですが、お聞きしたいのは122ページ、心身障害者福祉費の中の備考、中段の下、備品購入費の障害者福祉システム、事務報告書の26ページにあるのですが、これの導入の効果についてお伺いをいたします。  それと続いてですが、144ページ、これは児童福祉総務費のところにかかわるのですが、中段の備考5、ひとり親家庭事業費5000万円のところなのですが、この年度で、いわゆるひとり親家庭というと母子家庭が中心になって、父子家庭についてはほとんど何の支援策もないのですよね。それらについて、この年度において相談を受けたり、あるいは課題として残ったかなというところがありますか、ないかだけお聞かせください。  それと、ちょっと件数が多くてすみませんね。146ページの保育所運営費でお聞きしたいのですが、先ほど資料要求で新しい資料をいただきましてありがとうございます。  私、お聞きしたいのは、この私立も含めてですが、市内の保育園の運営のレベルが大分違うのですね。例えば日常的な薬の投与といいますか、あるいは一時預かりを気持ちよく受けてくれる保育園と、いろいろあって受けてもらいにくいところとかというサービスレベルがかなり違ってきております。これはもう保育園の経営者の資質によるところなのかもしれないけれども、そんな意味で、この保育所運営に当たってこの年度でそういう水準を平準化するような試みをされたかどうか、お伺いをいたします。  それと、生活保護の関係で158ページ、生活保護総務費、職員人件費でございます。今年度ケースワーカーが2名ふえたのかな。資料の31、決算書の31でもありますが、かなり改善をされました。それで資料No.20、ページ31ですね。  ケースワーカーさんが2名ふえて、1人当たりの担当世帯が83世帯になったと、これはこの資料によりますと東久留米の75に次ぐレベルまできましたということなのですが、もうこれでよしとされるのか、かなり生活保護を受けられる方も多くて、またその中でも的確な指導といいます、扶助をしていくにはケースワーカーが私自身は足りないなと思っておりますが、この83というケースワーカー1人当たりの世帯をよしとされるのか、目標をお持ちになっているのか、このふやされた年度でどのように御判断をされているか、そしてお聞きしたいのは、ふえたケースワーカーさんが月に何回ぐらい訪問をされているか、あるいは来てもらって指導されているか、要するに実態を抑えられていらっしゃるかをお聞かせいただきたいと思います。  以上で結構です。お願いいたします。 136 ◯町田課長 御質問のうち決算書の144ページになります。ひとり親家庭事業費の関係で御質問いただいております。  これについては、今、青海委員さんの方から父子家庭の関係がないようなお話でありましたけれども、実際にはここには父子家庭についても医療助成を行っているというふうなことがございます。  もう一方では、事務報告書では303ページになりますけれども、2の児童手当等の支給状況というところがあるのですけれども、ここに育成手当というのがございます。この育成手当につきましても父子家庭についても同様に手当を支給しているというようなことで、ある程度父子家庭の世帯についても手当の方は支給しているというふうなことでございます。  参考までに世帯数でございますけれども、年度末で父子家庭の世帯数は、私ども把握している中では47世帯が父子家庭でございます。  それから、父子家庭の方の相談があった場合というふうなことでございますけれども、うちの方には母子相談員さんというのがおるのですけれども、基本的に相談に来られた場合には、父子家庭専門の相談員さんの方に紹介をしているという状況がございますけれども、余り父子家庭での相談といったことは、今のところは少ないという状況でございます。 137 ◯伊藤課長 それでは、決算書の120ページの国民健康保険その他会計繰出金の関係でございます。これにつきましては、その他繰出金につきましては7億6719万4000円、ここから出産育児一時金の3600万円を除きますと、委員さんのおっしゃられました7億3119万4000円となっております。  これにつきまして、15年度の1世帯当たりの金額で申しますと、世帯数が1万3597世帯となっておりまして、1世帯当たり平均の繰出額は5万3776円でございます。なお、前年比で比較しますと2511円減額となっております。率といたしましては4.5%の減額となっております。また総世帯数、総人口ですね、それでいきますと、世帯につきましては2万8008世帯、これを割り戻しますと1世帯当たり2万6107円、前年度に比較しますと384円の減額となっておりまして、1.5%の減となっております。  なお、世帯数でございますが、2万8008世帯に対しまして被国民健康保険の世帯数1万3597世帯を差し引きますと、前年から申し上げますと501世帯で3.8%の増加になっております。加入率で申し上げますと48.5%でございます。ちなみに、26市中では上位、加入率は3番目となっております。 138 ◯西湖課長 決算書146ページ、保育所運営費にかかる保育園の運営レベルというか、サービスが違うということの御指摘でございます。確かに各保育園には私どもの方から個別にそういったことに関して協力をお願いしたとか、そういう経過はございません。ただ、東京都は年に1回指導監査がございますので、そういったときには私どもも同行いたしまして、そういった監査事項の指摘等々については東京都職員と一緒に、そのような状況の中でやってございます。  それともう一つでございますが、御承知のように福生市には12園保育園、公立が2園、公設民営が2園、あと民設が8園ということで12園ございまして、そちらが福生市の保育協議会、園長レベルでつくってございまして、年に3回、4回、そういった会合がございますので、場合によってはそういうところで少しそういったレベルアップの提案ができればいいかなという感じはします。  ですから私どもも個々の、今言ったような12園の保育園の中で法人の組織がやはり3法人に分かれておりますことと、規模が違うとやはり対応の仕方も変わってきてしまうのかなというようなこともございます。また、そこに勤めている方の思い、それぞれまた各保育園ではいろいろな運営方針の中で細かい方針を出しておりますので、そういったところがどこまでそういった標準化ができるかどうか、再度また各園長ともそういった協議会の中で話をするなり、また私どもも現場に出向いて状況を確認していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 139 ◯羽生課長 それでは、122ページの障害者福祉システムのことについてでございますが、この効果ということでございますが、入れたことによりましてということで、今使っておりますものは平成9年に職員がファイルメーカーを使いましてつくったものでございます。ですから、住基ですとか税ですとか全くリンクしておりません。一々ほかの端末からこれを見て、一々見ながらやっていたものでございますけれども、今回のシステムではそこのところを必ずリンクさせるということで入れてございます。ですから、リアルタイムで住所が見えるとか、税が見えるとか、職員にとりましてでございますけれども、効果があったと思います。  こちらの方ですが、16種類のものを入れてございます。内容なのですが、身体障害者手帳業務ですとか、医療関係ですとか、タクシー・ガソリン券ですとか、障害でやっております業務がほとんど入っております。  それから次に、生活保護のことでございますが、今現在、ケースワーカーがふえて、それでよしとするのかということでございますが、これにつきましてはよしとは思っておりません。  といいますのは、医療費ですとか、そういうところが非常に伸びておりまして、ケースワーカーはなかなか医療のところで指導ができておりません。ですからそういうところで、もしできるのであれば医療ソーシャルワーカー、あるいは保健士、そういう者を入れるなり、国の補助で、補助といいますか、国のお金を使いまして、今は長く、長期に入院している者ですとか、そういうものを出して医療費を少しでも少なくしようというような動きもございます。またハローワークの職員、退職した者を使って就労させるというような指導もしております。こちらは国の方の補助をもらってできる事業でございます。ただ、人がいないというような、ハローワークを退職された方、今非常に取り合いございまして、65歳まで、60歳退職なのですけれども、65歳まで、大体その後再雇用でお勤めになってしまうということで、人がいないということがございます。それから医療ソーシャルワーカーですとか、そういう方もなかなかいないというところがございますが、そちらの方、弱い部分でしょうか、そちらの方を何とか補っていけるような形で考えていきたいと思っております。  それから、2人ふえて訪問がどうだろうかということでございますが、AケースからBケース、Aは月に1回、Bは2カ月に1回とか、そういうふうになっておりまして、なかなか現在の時点では平均的なものはちょっととらえられておりません。  15年度の平均では訪問日数、1人当たり月4.8日ほど行っております。それで訪問件数としては月1人35.1件行っておりますけれども、少なく、ワーカーがふえたことによりまして1人で訪問する回数というのは少し、対象者は減ると思います。ただ、多く行けるかというところでは少しふえるかなという、現在のところではまだ平均的なものはちょっと出しておりませんので、以上でございます。 140 ◯青海委員 ありがとうございました。一般会計からの繰り出しの部分で、13年度が1所帯当たりで2万1705円で、14年度で2万6491円、今回が2万6107円と、14年度と比べて若干下がってはいるのだけれども、相変らず国保に加入していない世帯の方、一面から言うならば非加入者が納めた税金からまた国保の分で入れているということも言えるわけです。  それで、そういう状況の中で例の15年のときにあった財源の確保というところだと難しいのだけれども、既存のレールの上を走るということではなしに、いろいろな対策を打っていただきたいなと、こう思っております。  細かいところは今度のこの決算を受けて予算が出てくるでしょうから、17年度の予算の中でお聞きをしていきたいと思うので、この事実はこれとして了解いたしました。  あと障害者福祉システムの件は了解です。限られた人数の中で職員の方がまず使い勝手がいいというのが一番ですから、よろしくお願いします。  あとひとり親の中で、父子家庭に対する医療の助成と児童扶養手当が出ているというのは、ちょっと私、認識を持ってなかったので、ありがとうございました。  それで余り、47世帯、私はもっといると思うのだけれども、ようは相談する、ひとり親家庭イコール母子家庭というイメージでなっている部分があるのと、あと昼間働いているというようなことがあって、いらっしゃると思うので、お聞きしたいのですけれども、これは同じように窓口的には母子家庭と同じところに行けば、いつでも父子家庭専門の相談員という方がいるの。職員の中にいらっしゃるということですか。その辺の確認をさせてください。  あと市内保育園の運営レベルについては、西湖課長、保育園の園長さんの協議会があるので、その中でここはと思うような、私からすると相当差が───あるよ、実際に。これはもう運営の仕方だからしようがないというものの、その地域が一番近いと思っているお母さんにしてみれば、子供を預けるには切ないなというところだって実際はあるわけだから、よくアンテナを張っていただいて、少しでもできるところは改善しておいてくださいね。  それと、ケースワーカーさんの件は了解いたしました。少しは8名になって、26市と比較しても、1名当たりは減ってきたのはいいのだけれども、あと羽生課長が言ったように医療ソーシャルワーカーとか保健士さんとか、必要だなと思う。ここで答弁で言ってくれたわけだから、部長をゆり動かして17年度の予算の中に入れられるように、声を大きくしていただきたいと、そういうのもこの決算審査の中で、問題点を抽出するという意味では大事なことかなと思っておりますので、それはそれとしてお願いしておきます。  あとはいいでしょう。そういうことで、質問が一つだったか、あったと思うので、お願いいたします。 141 ◯町田課長 決算書の144ページ、ひとり親家庭の関係でございます。一つ確認をさせていただきますけれども、今、青海委員さんの方から医療費の助成と、もう一つが児童扶養手当というふうにおっしゃっていましたけれども、これはまさに母子家庭そのものの関係でございまして、児童育成手当という、そちらが父子家庭にも支給しているということでございます。  それから、相談の関係でございますけれども、例えば相談そのものは私ども子育て支援課というふうな形になるのですけれども、内容によってはかなり複雑と申しましょうか、先ほども申し上げましたけれども、母子支援員さんという東京都から派遣いただいている方がいらっしゃるのですけれども、主に母子家庭専門の相談をしているというふうなことでございます。  したがいまして、内容的に同じような内容であれば、母子支援員さんでも対応している状況がございますけれども、ままもっと父子家庭ならではといいましょうか、そういった内容になりますとやはり母子支援員さんですと限度があるというふうなことから、やはり同じく東京都の方で行っている相談事業の方につなげていっているというふうなことでございますので、よろしくお願いいたします。 142 ◯青海委員 ありがとうございました。児童育成手当、確認させていただきました。  以上で終わります。 143 ◯小野沢委員 130ページ、中ほど、障害者福祉施設助成事業費の19番です。知的障害者更正施設建設費補助金370万円、これは370万円掛ける20年月賦で7400万円を最終的に払うことになることだと思いますけれども、冒頭の説明ではあきる野市と八王子に6床ということですけれども、これはあきる野の金木星の郷に4床、八王子の愛幸に2床ということの両方についての補助事業だと思うのですが、そこの確認をしておきたいと思います。これはいつからこの補助が始まっていつまで続くのかもついでに言っておいてください。  それから、次のページで132ページ、老人福祉費の備考欄の22番、老人保健施設借入金利子補給金、これも全く今と同じということです。これは南田園のユーアイビラのことだと思います。それでこれも20年だと思うのですが、建設費の利子の2分の1の補助、この利子は金利によって変動もするということですけれども、これもだからいつからいつまで入れるのかのこともちょっと説明をしていただきたい。  それから次のページにいきます。134ページ、今の松山委員の質問の続きなのですが、びっくりしました。というのは、この区切りごとの敬老金を条例化するときに随分しぶしぶ賛成したのだよね。これは世の中の流れ、他市の状況もこうなっているので、やるのだということで、私しぶしぶん賛成した記憶があるのですが、それがいつの間にかころっと変わってしまって、要綱も直してないでしょう。直さずやってしまったのだよね。今の説明でいくと、私ここに要綱、みんな持っているけれども、16年度版ですから、16年度版が直ってないのですよね、要綱は。直ってないのにできてしまうの。そこをもう1回ちょっと詳しく説明してくれる。順序を追ってね。なぜそうしたかということも含めて、先ほど説明があったのですけれども、あれでは私はわかりません。お願いいたします。  それから次に136ページ、備考欄の真ん中辺、老人福祉施設設備助成金で、これは説明がありませんでしたが、特別養護老人ホーム建設費補助金1億8960万円、これは新たにできる福生北田園の(仮称)福生ことぶき苑に一括払いの分と、それから過去のサンシャインビラと横田ホームの建設費補助金がこの中に含まれているのではないかと思うのですが、その説明をしてください。含まれているはずだと思うのです。  それから、その下の高齢者在宅サービスセンターの建設費補助金も、この内容の説明をしていただきたいと思います。  それから、これは140ページの福祉センター管理委託費の委託料が8000万円で、この委託内容を大ざっぱに説明してくれる。なぜそんなことを言うかというと、指定管理者制度なんかでも十分対応できる部分があるのではないかと思うので、ちょっとそこを大ざっぱに説明してください。 144 ◯木住野部長 答弁が前後しますけれども、134ページでございますけれども、敬老金と、それに付随する関係でございますけれども、先ほど松山委員さんにもお答えいたしましたが、敬老金につきましては条例で制定しておりまして、条例どおりの支出の仕方ということでございまして、私の部下の監督不行き届きというようなことになろうかと思いますが、従来から96歳から98歳まで出していたというようなことで、本当に申しわけなく思っております。  状況を聞いた中では、市長がせっかく市民のお宅をお伺いするので、要綱の方は、そこのところは直してなく出してきてしまったというようなことでございます。本当に申しわけなく思っております。  今後、至急要綱等も直させていただきまして、事務報告書にもこの報告を次年度からさせていただきまして、対応させていただければと思っておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 145 ◯羽生課長 それでは、130ページの障害者福祉施設整備助成事業でございますが、おっしゃるとおりでございまして、これは平成15年から平成34年まで、20年間にわたりまして支払うものでございます。愛幸に対しまして130万円、それから金木星の郷に240万円でございます。  3月のときにわかりやすいようというふうなちょっと御注意を受けておりまして、検討させていただいたのですけれども、高齢者の方とちょっと文言をあわせさせていただきました。それで前の方に主用施策の方で載せさせていただいております。 146 ◯古谷(久)課長 それでは、小野沢委員さんの御質問にお答えいたします。
     ちょっと答弁が前後いたしますけれども、御容赦いただきまして、まず最初に決算書136ページ、説明欄、老人福祉施設整備助成事業の関係でございますが、これにつきましては、19節特別養護老人ホームの建設費補助金ということでございまして、昨年と金額を比較いたしまして大幅な増となっておりまして、それにかかわる部分に、先ほど御説明がありましたが、ことぶき苑にかかる部分につきましては1億5740万円の増というふうなことでなってございます。  内容につきましては、先ほどありましたけれども、特別養護老人ホーム福生ことぶき苑というふうなことでございまして、建設場所につきましては福生市北田園1の15番地内で、国土交通省の京浜事務所の南側でございまして、現在、17年の4月の開設に向けまして建設中でございます。名称につきましては社会福祉法人福寿会ということでございます。  内容でございますが、全体のベッド数といたしましては100床というふうな規模でございまして、内訳といたしまして特養分95床、ショートステイ5床を予定しておりまして、入居者や介護する職員の使いやすさを考慮するということの考え方のもとに、入居者のプライバシーを保護する個室化というふうなことでなってございます。  福生市民の優先枠、ベッド確保ということですと、40床ということで確保をしようとするものでございまして、今後覚書等によりその具体化を図っていくというふうな計画でございまして、またお話の中ではなるべく福生市の在住の方の入居者というふうなことで、覚書等の中で協議するような予定になっております。  それで次でございますけれども、高齢者在宅サービスセンター等の建設費補助金でございまして、これにつきましては2870万6036円ということで支出をいたしておりまして、前年度より70万676円の減というふうなことになってございます。平成8年から27年までの20年間で補助ということで、ことしは20年間の8年目というふうなことになってございます。加美、武蔵野の補助というふうなことになっております。  続きまして、福祉センター施設管理委託料のことで御質問をいただいております。それにつきまして、全体が8040万7745円ということで、昨年と比較いたしまして183万2606円というふうな減になってございます。決算額の内訳といたしましては、人件費分といたしまして2272万9627円、それと事業費分といたしまして5767万8118円というふうなことになってございまして、事業費分につきましてはパートさんの賃金でありますとか光熱水費、電気、ガス、水道、下水というふうなことと、修繕費、あるいは施設管理業務委託費というふうなことが内容となっております。 147 ◯小野沢委員 遠回りな質問をしたのは、実は昨年お願いをして事務報告書の288ページに、一番下に表をつくっていただいたのですが、これに今言ったユーアイビラと新規に入ってくる北田園の老人ホームも入れて、しかもそこになおかつ今、塩船園にも10床あるわけですね、既に一括払いで。サンシャインビラが40床、横田が30床で全部足すとこれで120床かな、40床新たに入れて。それをきちんとここに書いておいていただいて、返済金が分割払いのがあるから、いつまでこれを払うというのを書いておいていただければ、今の質問はしなくていいのですよ。  なぜしなくていいか、そういう長いことのやつは忘れてしまうのだよね。担当だって変わってしまうのだから。担当が変わると今言った覚書なんていうのは忘れてしまって、塩船園10床、どうしたって入れなければいけないのだけれども、そんな交渉ができなくなってしまうわけでしょう、わからなくなってしまうから。それをなくすために、これは皆さんのため言っているのですよ。担当が変わったときにはそういう対応を、木住野部長、笑っているけれども、だって変わってしまえばわからないのだから、そうでしょう。だってサンシャインビラだって絶対に福生の分10床は入れてもらわなければいけないわけですから、何があったってこれは。そういう継続するものを忘れないように、ここへそういうふうに親切に書いておいていただければ、今の質問はしなくていいのよ。  だからぜひ次のときには、今の六つぐらいになるのかな、ほかにもあったら───まだあるのだ。秋川の分があるから、それも分けて一覧表にしてやってくれれば非常に助かります。そうすれば今の質問はなくなりますので、ぜひそのようにお願いをしておきます。そこはそういう形で終わります。  次に、今の木住野部長の敬老金条例と敬老記念品要綱でしょう。それで持って回っているのは金券でしょう。それだって随分おかしいのではない。市長がちゃらちゃらお金持って回っていると同じことですよ、これは。しかもこの条例をつくるときの経過は、だれだったかな、このときの担当は、星野だ。  だってあのとき本当に、おれ、正和会にしても本当にそうやっていいというのではなかったと思うのよ、あのときは。だって嫌々、だってほかの市も全部やっていますからということでなったと。それをだって、それだけの思いをさせておいて、それで勝手に市長が回っていると言ったって、さっきないけれども、これはいつからやっていたの、いつから。ひどいのではない、それはだって。議会軽視も甚だしいよ───と思うのだけれどもどうなの。いつからやったか、議会軽視と思ってないのか、頼むよ、そこのところ。ちょっと助役か市長かもう。それで終わるから、ちょうど5時になるから、それで終わりにしてよ。 148 ◯野澤市長 今、ちょっといつから始まっているのかというのは調べさせていただきます。  私も実はこれをやる、制度を改正するときに、議会の皆様に大変な御迷惑をおかけしながら改正をしているという気持ちを強く持っておりました。  ただ、これからの時代の中で、高齢者が非常にふえていく中では、ここの部分に余り金をかけているとほかのことができなくなるいうことをやっと認めていただいたという、そんな思いがございます。  そういう意味では、大変御苦労をおかけして決めさせていただいたこの制度でありまして、特に敬老金の部分については条例で決めさせていただきましたが、それはそれでよろしいわけでござますけれども、敬老記念品の方につきましては、これは商品券を商工会から買って恐らく出している形になっているのだと思います。そのときに要するに96歳、97歳という部分を余計に数として買って、そのまま使ってしまっていたという、簡単に言いますと多分そういうことだと思います。  これは確かにとんでもない話であるというふうに思います。ここの部分、いいことという意味ではいいことをやっているつもりではありますけれども、それとこれとはやはり話は別でございまして、こういうことができるということ自体がやはり問題であるというふうに思います。  そういう意味では、勝手にという言い方が非常に変でございますけれども、どこからどこまで相談がされていてこういう形になっているのかということも今すぐにはわかりかねますが、その辺も含めましてきちっとした形の処理をさせていただいた上で要綱を直していくということをさせていただきます。  これは早急にやらないと、ことしのに関連するものですから、すぐにやらないといけない話になりますので、すぐにやらせていただきたいと、こんなふうに思っております。こんなふうにしましたということにつきましてはまた、要綱でございますので、お知らせをさせていただきます。  まことに申しわけございません。よろしくお願いいたします。 149 ◯小野沢委員 市長のおっしゃるとおりだと思うのよ。せっかく議会で諮って決めたことを、それと関係なく変えてしまってやって、確かに対象者がふえることだからいいこと、いいことだから何をやったっていいということは全くないはずなのですよ。どこかできちんと責任の所在も明確にしていただいて、早急に直すなら直していただいて、けじめをつけていただきたい。こんなことがあったのでは、もう議会をやったって何の意味もなくなってしまうと私は思いましたが、さっきの話を聞いてね。  それでまだ答えが残っている。いつからやったかがわかっていない。市長がいつから持って回ったのか。そこが二つクウエスチョンマークだよね。だからそれは今わかる。わからなければ、この要綱を直すときにどこかで報告するだろうから、そのときにきちんとやっていただける。市長聞いてる。だからいつから回ったか。そのことは今わからないというから、これは要綱をすぐ直すわけでしょう。直した結果をどこかで議会に報告してよ。そのときにそのことも含めて答えをいただければ、余り気分はよくないけれども、とりあえず了承というか、理解しなければしようがないと思うので、一応そういう形にしたいと思いますので、きちんとけじめはつけていただきたい。そのことを要望して終わります。 150 ◯田村(正)委員長 それでは、先ほどの前田委員からの保留答弁につきまして、古谷課長、お願いいたします。 151 ◯古谷(久)課長 それでは、先ほど前田委員さんから御質問いただいておりますシルバー人材センターの関係のことでございますが、昭和57年でございます。かなり古いことでございますけれども、財団法人東京都高齢者事業振興財団代表者会長大河内一男氏ということで出資をして、出損ということになっておりますが、主資金というような性質のものでありまして、決算書のページでいきますと433ページということで、金額につきましては300万円ということになってございます。 152 ◯田村(正)委員長 前田委員、よろしいでしょうか。 153 ◯前田委員 その代表者は現在も同じですね。それは交代して別の人になっているということなのですか。 154 ◯古谷(久)課長 ただいまの御質問でございますが、なにせ昭和57年1月7日付けの協定というふうなことに基づいて実施させていただいておりますので、それが生きているということで、現在、大変申しわけないのですが、確認をしていない状況です。すみません。 155 ◯前田委員 はい、ありがとうございました。 156 ◯田村(正)委員長 それでは、お諮りいたします。  本日の審査はこの程度にとどめ、あす午前9時より引き続き審査したいと思いますが、いかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 157 ◯田村(正)委員長 御異議なしと認め、よって、あす午前9時より審査することに決定いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  なお、あすの委員会通知につきましては特に出しませんので、御承知願います。       午後4時55分 散会 Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...